日記のようなもの

 失われた時を求めて

また、胸元が締め付けられるように苦しくなって、喉元まで慙愧の念と焦燥感が込み上げてくる。 苦しい。 家にまっすぐに帰りたくなくて、仕事を終えてからいつも降りる駅を越して京都の繁華街へ向った。 きっかけはいろいろだけど、ふとしたことで苦しくなり…

 大仏さんと布袋さん

今日、仕事終えてから西国三十三ヶ所観音霊場展を見に奈良国立博物館に行ってて、観音様もそれはそれは素晴らしくて合掌しっぱなしやったんですが、そのあとに、ついでやから久々に東大寺法華堂(三月堂)の観音様も見ようって、そっちを目指して歩いてたん…

 彼の岸へ送る火

終戦記念日はいつもなんとなく晴天のような印象がある。昨日も鮮やかなスカイブルーの眩しい空だった。 勿論私は63年前の戦争が終わった日を知らないけれど、12年前に亡くなった祖父にその当時の話を聞いたことがある。 祖父は満州に行ったが、そこで病…

 サマータイム

夏は通勤時の満員電車が臭いです。たまに拷問のような時があります。密室はキツいです。 夏は裏地のあるスカートより綿の軽いスカートが涼しいです。今日履いてたスカートは380円(どこで買うんだよって)の安物で、気合の入ってない生地で非常にいいです…

 あつは夏いねぇ!!

☆ 茄子 1)揚げて煮浸しにするとめちゃめちゃ美味しいのですが、めんどくさいので、皮を剥いて切って、電子レンジでチンします。それをめんつゆに入れてショウガちょいと入れて一煮たち。冷まして冷蔵庫に入れて一晩おく。 2)最近、よくマリネを作ります…

 黒光りしている人生

私「私、爽やかな文章を書きたいんですよねー」 T「無理ですよ。自分の中に存在しない物は書けませんよ。だってあなたの人生って、黒光りしている人生じゃないですかー」 私「く、黒光りしている人生・・・・」 これはある日のラーメン屋のカウンター席での…

 何故に此処にいるわたくし

6月某日 花の寺にいるわたくし 来年にはまた花をつけるのは知っているけれど、花の盛りは短いからと、花の寺、京都の宇治にある三室戸寺http://www.mimurotoji.com/に行ってまいりました。一定期間週末の夜だけ、紫陽花苑のライトアップがされるということ…

 贅沢貧乏

家から歩いて30分ぐらいのところに養鶏場があって、24時間本日産みたて玉子が購入できる自動販売機がある。時間に余裕がある時期はそこで玉子を買う。 この辺は交通の便はいいけれども郊外なので、田んぼと畑が多くて道端で地元の特産野菜を売ってるとこ…

 あじさいのうた

春の観光シーズン(っていうか修学旅行シーズンね)をバタバタとこなしていくうちに、気がつけば高速道路沿いの紫陽花を観ながらお客さんに、「紫陽花の花言葉は、浮気モノって言うんですよー」などとマイク持って言う季節になってました。以前、運転手さん…

 今日、ものすごい巨乳の人を見ました

なんか、もうあそこまで乳がデカイと(しかもタンクトップ)乳しか印象残らなくて顔見ないし、存在感が「乳」しかないんです。あなたは誰なの?? って感じなのよ。同性だろうが異性だろうが、もう乳しか見ないと思うんだわ。 それはいいことなのか、どうな…

 エロは地球を救わないけど私を救う

連休は、実家に帰省しておりました。肩身が狭いものであまり近寄りたくない実家に何故帰省を決めたのかと言うと、「もしかしたら、あの人に会えるかも・・・こんな時しか会えない・・・」という微かな希望を抱いたからです。「あの人」とは・・・そう、弟の…

 花忌

3月某日 菜の花忌 どこに行っても、一番良く耳にする名前ではあるけれど、一番実態が掴めない「伝説」である弘法大師空海への興味にかられて、司馬遼太郎の「空海の風景」を読み始める。そういえば、東大阪市にある司馬遼太郎記念館にはいつか行こう行こう…

 うまれてきてくれてありがとう

昨日の朝、友達に子供が生まれました。私より年上の高齢出産で初産なので心配してましたが母子共に健康で何よりです。 彼女との付き合いはもう20年以上になって一番古い友達です。一年前の今頃はまさか彼女が結婚して出産してなんて思いもよらなかった。彼…

 エロ子お姉さん、3分の1。

先日、久々にバスガイドのコスプレ・・・やなくって、バスガイド仕事しました。(基本的に冬と夏はこの仕事、めっちゃ暇なんです)マイク持つの久々やのうって不安になりつつ、喋りだすと楽しかったです。久々に清水寺に行ったんですが、清水の駐車場上がっ…

 雪葬

夏と冬は人が死にます。 今年に入ってから数人の訃報を聞いた。暑い時期と寒い時期は亡くなる人が多い。先日も知人が亡くなった。まだ50歳になったばかりでつい先日まで普通に仕事をしている姿を見かけていたので訃報を聞いて驚いた。病気を宣告されて一ヶ…

 花のない人生なんて

もう何年前になるだろう。10年は経っていないけれども、だいぶ昔の話です。健康診断の為に、その時勤めていた会社の本社に行き用事を済ませ、その会社に併設していた撮影所の屋外セットをぶらぶらしていた時のこと。そこで時代劇の撮影が行われていて、ち…

 Special Sweets

秋にお仕事で見つけて、「まりもっこり」が全国進出してご当地まりもっこりがあちこちにあるのは知っていたのですが、こういうのも見つけちゃいました。上記の写真のバスガイドバージョン。まりもっこりの女版なんで、マリーモコリンというのですね。ちなみ…

 雪の下の柔らかな鼓動

田舎からお米と野菜が少々送られてきました。雪の下に埋まっていた白菜と大根とブロッコリーとキャベツ。キャベツの葉がひらひらと開いていて、ホンマに柔らかくてふわふわしてる。以前、上司にお裾分けした際にもその柔らかさに感激されたふわふわキャベツ…

 下天のうちにくらぶれば

貼るカイロ発明した人は偉いとつくづく思います。私はいつからこんなに寒さに弱くなったんでしょうか。気合が足りないんでしょうか。雪国育ちで寒さ慣れしとる筈やのに、どうも今年の寒さに元々少ない積極性やら行動力やらが更に減少した模様で家と会社往復…

 私の彼氏を紹介します

一目惚れという言葉使うのは陳腐で気恥ずかしいけれども、その出会いを語る言葉を他に私は知らない。 運命の出会い、縁、どんな言葉を使っても陳腐になってしまう。けれどこの広い世界で出会い縁を結ぶということ、それが恋愛じみたものであればあるほど、三…

 あなたのシャワーのお湯になりたいん

タイトル:『あなたに捧げる歌』 本文:「できることなら燃えるこの手にあなたを抱いて 二人を隔てる河の流れに身を沈めていたい 届かぬ愛の激しさゆえに ゆれるこの胸に 今夜ここで会えた嬉しさ 忘れずにいたいの」 ・・・・ってな、情熱的なメールがある朝…

 「縁」の最も深いヤツが「愛」なんじゃなかろうか。だから愛を怖がるな。

青葉茂れる桜井の〜里のわたりの夕まぐれ〜木の下陰に駒とめて〜♪ と、元旦の朝は、楠木正成とその子・正行の訣別の歌「桜井の別れ」を口ずさみながら神戸の街を歩いていたわたくしでございますが、皆様方、あけましておめでとうございます。 何故その唄を歌…

 旅枕

あ、さて! あ、さて! さては南京玉すだれっ! と、弟の結婚披露宴の為に日々「南京玉すだれ」を練習している忙しい年の瀬です。(嘘) マジ玉すだれ披露宴でやったら、皆ドン引きするやろうなぁ・・・誰も「結婚しろ」とか言わなくなるかしら。 あと、芸と…

 クリスマスウエディング

今日は、わたくし、本気で似合わぬ「しゃねる」(借り物にきまっとるやろ)のパーティバッグを手にして大阪の天神橋筋商店街で購入したスーツを着て、知恩寺の手作り市でGETしたコサージュとピアスを身につけて、久々にフルメイクをしましたの。天神橋筋…

 あけまして鬱

毎年のことだけど、年賀状をかかねばかかねばと思いながらいつもギリギリ。とは言っても、友達少ないし、メールで挨拶する人も多いんで十数枚しか出さないんです。めんどくさいから止めたいと思ったりもするのだけど、年賀状でしか交流が無い人とかもいるの…

 もののふの記

昨夜は、久々に(仕事の予習以外で)夜更かししてやろう、明日の朝は目覚まし時計セットせんでええし〜♪ と目論んでいたのですが、23時には寝ちゃったし、今朝もいつものクセで5時半には目が覚めちゃったよ・・・久々の完全オフ日ぐらいもうちょっと遅く…

 あの駅へ向う汽車に乗り込んで

仕事に追われる日々が落ち着いて、部屋に散乱した資料などを片付けて、そういえばいつからセックスしていないんだろうとふと考えた。 仕事云々とは関係無く元々この数年は数えるほどしか性行為などしていない。相手だってこの5年で2人だけ、か。今の私にと…

 紅葉の錦を身に纏い

きゃー(小声) きゃー(小声←久々なんで恥ずかしいから小声) きゃー いやーん ぴゃーっ ぐひぃー るんるーん ・・・・2ケ月ぶりでございます。ご無沙汰しております、爽やかバスガイド(仕事中はね)藩金蓮お姉さんでございます。(藩金蓮って名前使うの…

 一粒の甘いチョコレート

だらあん ぶうらんぶうらん だらあん 数年前に、私が元婚約者でゲイのT君とデェト(今ふと思ったけど、私T君以外とあんまりデェトらしいデェトしたことがないような・・・)した時の話。 2人で、映画(市川昆監督・京マチ子主演・谷崎潤一郎原作の『鍵』…

 お嫁さんにしたい大学

最近一番ショックだった出来事。 先日、可愛い可愛い純情少女Nちゃんとデェトしていた時に、彼女が私の携帯のストラップを見て、 「武田鉄矢好きなの・・・?」 と、言うのです。 ぎゃーっ! はっきり言うけど武田鉄矢嫌いすよっ! ぎぇーっ! 彼女が何故そ…