新刊のお知らせなど

 メンズナウの連載コラム「関西エロ名鑑」第29回UPされました!
  今回、登場していただいたのは第7回「幽」怪談文学賞短編部門準大賞を受賞され、共著で処女作を出されたばかりの織江邑さんと剣先あおりさんです。
 新人小説家として、厳しい世界に足を踏み入れたおふたりに話を聞いております。
 「夢の印税生活なんてない」とか、小説家志望の人にとっては痛い話を書いているかもしれません。
  こちらから読めます


 

地蔵の背/埃家 (幽BOOKS)

地蔵の背/埃家 (幽BOOKS)





☆ 8月は新刊が2冊出ます。どちらも文庫です。


 まずは8/6実業之日本社文庫より「萌えいづる」発売です。平家物語をモチーフに、5人の女性の「別れと哀しみ」を性愛を軸に描いた連作短編です。舞台は、長楽寺、祇王寺、滝口寺、清閑寺祇園女御塚など、平家物語ゆかりの場所です。各章ごとに平家物語のエピソードの紹介、巻末に京都の地図も載っています。
 あと、「萌えいづる」の発売に合わせて、昨年実業之日本社さんより出版しました「寂花の雫」も新たなる装いで書店に並びます。


 

萌えいづる (実業之日本社文庫)

萌えいづる (実業之日本社文庫)


 8/9講談社文庫より「女坂」発売します。こちらは官能色強めで、京都東山にある「女の園」を舞台に、女と女の支配と孤独の物語。舞台となるのは東山七条、東福寺北野白梅町などです。
 解説は、なんと! 「美人論」などでおなじみの井上章一先生!
 もともとこの話の発想は、社団法人現代風俗研究会の懇親会にて、私の母校(中退だけど)の話をしていた時に、井上先生が「次はそこを舞台にしたらどうですか? タイトルは『女坂』で」とおっしゃったことから、本当に一冊書いてしまったという……。まさか解説まで引き受けていただけるとは思いもよりませんでした。ありがとうございます。

 

女坂 (講談社文庫)

女坂 (講談社文庫)


 どっちも装丁がすばらしい。
 
 よろしくお願いします。

 いろいろ情報がごちゃごちゃしてきたので、現在、HP制作中です。