2012-01-01から1年間の記事一覧

 京の暮れ

師走は本当にバタバタとしていました。 ありがたいことに「女の庭」が好調で、新規の仕事の打ち合わせ&取材等などもありました。 先週は千葉の代々木忠監督の別荘の忘年会に3年連続でお邪魔して、男優さんたちとお会いしたり。 ずっとみんな元気でこうして…

 怪談はまごころ!

メンズナウの連載「関西エロ名鑑」第22回がUPされました! 今回、登場していただいたのは地元尼崎を中心に活動される「まごころの怪談師」宇津呂鹿太郎さんです。 「好きなもの」を追い続けて生きるということについてお伺いしています。 「好きなもの」…

 デフレ化するセックス

娼婦の物語を書こうと思っている。 いつになるか、わからないけれど。 小説家になる前から、そう思っている。 それは私に「女が身体を売る」ということが抗えないほど自分の一部だと言っていいぐらいにこびりついているからだ。女が女という商品であること、…

 「女の庭」特設サイトできました

幻冬舎より発売中の「女の庭」の特設サイトができました! こちらからご覧になれます。 冒頭がちょこっとだけ立ち読みもできますので、是非、ご覧ください。 そんな「女の庭」ですが、なんと発売一週間で2刷、発売10日間で3刷とのことです。 まさかこん…

 西田隆美監督とトークします&キリコさんのインタビュー

☆ 宝塚映画祭ご来場ありがとうございました! 宝塚映画祭「春との旅」上映後のトーク、ご来場ありがとうございました! なんかすごいまともに景観について話しました。まともでいいのか! ☆ 「関西エロ名鑑」第21回「愛を撮る人〜写真家・キリコ」UPされ…

 春との旅

11/28(水)明後日になります。宝塚映画祭にて、映画「春との旅」(小林政広監督)18時半の上映終了後、建築ライターで歌人の北夙川不可止さんとトークいたします。 この映画は、震災の前に撮られ、今はもう見ることのできない風景が映っているそうです。 …

由美香ママ

18日、日曜日。 私はバスガイドの仕事で朝早くて、早々に寝てしまいました。 翌朝起きると、平野勝之監督から留守電にメッセージが入っていました。 由美香ママこと、小栗冨美代さん(野方ホープ社長)が亡くなったという知らせでした。 平野さんに電話し…

 女の庭

明日、「女の庭」発売です。 都内の書店では今日から並んでいるところもあるそうです。 山に囲まれた箱庭のような街――京都。 そこに住む、5人の女たちの性に囚われる様。 これでもかとばかりに、「女」を描きました。 読んでください。 よろしくお願いしま…

 紅葉の錦、着て帰る

11/22幻冬舎より発売の新刊「女の庭」の見本が届きました。 表紙イラストは、西村オコさん、装丁は大久保明子さん、そしてなんと帯のコメントは村山由佳さんにいただきました! そういえば幻冬舎に行ったときに編集さんと、村山由佳さんの「ダブル・ファンタ…

 はっこつんと私

十三シアターセブンの「花房観音の御開帳シネマ わくわく不倫講座 楽しい不倫のススメ」雨の中ご来場の皆さま、ありがとうございました! 思いのほか、女性も多く、上映中は笑い声もあがりました。ツイッターでも様々な感想をいただきまして、ありがとうござ…

 いよいよ、わくわく不倫講座!

一週間を切りました! 11月11日(関係ないけど、うちの祖母ちゃんの誕生日です)は大阪十三シアターセブンへ!!花房観音の御開帳シネマ#1 「平野勝之監督『わくわく不倫講座 楽しい不倫のススメ』の巻」 18:30 開場 19:00 上映開始「わくわく不倫講座…

 脱エロ宣言!

「ああいう話(官能)書くのは、やめたほうがええよ……」 と、エロなんてダメ! と良識ある人に眉を顰められ、非難じみたことを言われた今日この頃です! そう、そうなんです! エロは顰蹙を買わなくちゃ! うしろめたくなくちゃ! いけないことなんだから! …

 秋は告知が多い

☆ あの人に抱かれたくなる「花祀り」の表紙イラストを描いてくださったイラストレーターいしいのりえさんと声優の岩田光央さんのユニット「カナタ」の官能朗読劇大阪公演に行ってまいりました。場所はすごい久々のOBP。人気声優さん達の声で、男と女の物…

 和菓子と映画と「くさよめ」と着物と悦

☆ 和菓子と帽子 和菓子と帽子先日、和菓子の青洋さんと帽子屋ビザールさんのコラボ店に行ってまいりました。 前回も足を運び、美しい和菓子と帽子に嘆息して、またその味に感激したのですが、今回も素晴らしかったです。 いただいた和菓子は葡萄を餡でくるん…

 あなたのカラダ、ほぐします

☆ メンズナウの連載コラム「関西エロ名鑑」第19回UPされました!今回登場していただいたのは新大阪にて女性向け「ほぐし屋」を経営されるチャーミング堂の亥戸碧さんです。碧さんは「ほぐし屋」経営の他に女優、モデル等の顔もあります。彼女と、「女がひ…

 イケメン坊主&悦宴&怪談

☆ イケメン坊主と淫らな修行 電子書籍にてTL(ティーンズラブ)小説発売されました! タイトルは「イケメン坊主と淫らな修行」(夢中文庫) 失恋旅行で京都に訪れた主人公は、偶然出会った清廉な坊主に導かれるままお寺に泊まることになるが、そこには若く美…

 ふるさと怪談に出演します

☆ 8月末は2ヶ月ぶりに東京に行っておりました。 まずは団鬼六未亡人宅へ、団鬼六賞作家たちがお線香をあげに。 並べられた傑作小説をしみじみと眺めたり、奇譚クラブやSMキングなど貴重な雑誌を拝見させていただきました。 団鬼六先生は、もっと作家として…

 映画のことなら俺に訊け

メンズナウの連載「関西エロ名鑑」第18回UPされました。 今回登場していただいたのは、今、関西で大活躍されている映画ライターの田辺ユウキさんです。 映画に対する想いなどを、非常に熱く語ってくれています。 今の日本映画についても、ふたりで話して…

 地蔵まつり

明日発売の「特選小説」10月号に、短編が掲載されております。 タイトルは「地蔵まつり」京都西陣の地蔵盆を舞台とした官能小説です。 地蔵盆で、関西以外にはあんまりないと聞いたのですが、町内のお地蔵さんを祀る子供のお祭りです。 子供の頃は集会所と…

 北海道のエロ奥さんと京都のエロ奥さん

明日発売の月刊J−novel(ジェイノベル)9月号にて、作家・桜木紫乃さんとの対談が掲載されております。 北海道在住で北海道を描き続ける桜木さんと、京都在住で京都を描く私の、それぞれの作品の出会いとか、今にいたるまでの話とか、これからのこととか。…

 「寂花の雫」明日、発売です。

新刊「寂花の雫」(じゃっかのしずく)実業之日本社文庫より、明日発売です。 京都大原を舞台に、「寂」と「静」と「性」を描いた小説です。 どうぞ、お手に取ってください。 *8月6日発売の「ダ・ヴィンチ」に、この本についての私のインタビューが掲載さ…

 寂花の雫

8月4日に実業之日本社様より新刊「寂花の雫」(じゃっかのしずく)発売されます。 小説の単著は、「花祀り」に続いて2冊目です。 文庫でお値段は560円になります。 解説は昨年「ラブレス」で直木賞候補になった桜木紫乃さんに書いていただきました。 …

 禁じられた性という森へ

☆ メンズナウの連載「関西エロ名鑑」第17回UPされました!今回登場していただいたのは、7月24日に発売された「蝮の舌」で第2回団鬼六賞大賞を受賞された作家のうかみ綾乃さんです。うかみさんの故郷の奈良でお話を聞きました。団鬼六賞受賞者は今回…

 夏は怪談と古典とアニメ師

☆ 先月、メンズナウのインタビューに登場してくれた怪談社さんの怪談会が今週末にあります。場所は大江能楽堂。この「BASARAシリーズ」はすごくいいです。夏の夜に是非、怪談で涼風を。今回はチャリティグッズの販売もあるそうです。夢幻怪談催〜婆娑…

 きのこ

☆ 近状報告 家の前に一夜にして結構大きなきのこが生えていた。 どう見ても、食べられなさそう。 ☆ ある作家さんのインタビューで奈良に久々に行って、鹿とたわむれてきた。 ☆ 「新月譚」(貫井徳郎・著)を読んだ。 ひとりの男に認めてもらうために小説を書…

 あやしの国の鬼たち〜怪談社〜

メンズナウの連載「関西エロ名鑑」第16回UPされました。 今回登場していただいたのは、関西を中心に怪談会、執筆等で活躍されている怪談社の紗那さんと紙舞さんです。 既に著書も4冊を超え、この夏には怪談イベント出演目白押しの、男の色気たっぷりのお…

 ライターとしての中村淳彦

昨夜は台風の中、大阪に来てくださった中村淳彦さんとの「チャンネル4C」ですが、インタビュー術などをいろいろお聞きしました。 アーカイブはこちらかがご覧いただけます⇒http://www.ustream.tv/recorded/23418561

 中村淳彦さん、来たる

☆「職業としてのAV女優」「名前のない女たち」著者・中村淳彦さん来たる! 6月19日(火)大阪本町のUSTカフェ大阪にて、UST番組「吉村智樹のチャンネル4C」に、映画化もされた企画AV女優達のインタビュー集「名前のない女たち」、そして今、爆発…

 恋人

☆ しおりんと飲んだ! 先日、京都に所要で来られていた作家の松崎詩織さんと夫と3人で飲みました。作家としては向こうの方が大先輩なのですが、私の方が年上なので「しおりん」と呼んでいます。私は今まで何度かしおりんとは顔を合わせているのですが、夫は…

 「鳥のうた、魚のうた」「職業としてのAV女優」

知人が本を出して、どちらも非常におもしろかったので、ちと紹介を。 ☆ 「鳥のうた、魚のうた」小島水青・著 (メディアファクトリー) 最近、怪談とは全く別のルートで知り合った小島水青さんの処女作です。第6回「幽」怪談文学賞短編部門大賞受賞作。ちな…