きのこ


 近状報告

 家の前に一夜にして結構大きなきのこが生えていた。
 どう見ても、食べられなさそう。
 
 

 



 ある作家さんのインタビューで奈良に久々に行って、鹿とたわむれてきた。
  


 「新月譚」(貫井徳郎・著)を読んだ。
  ひとりの男に認めてもらうために小説を書き続ける女が筆を折るまでの話。
  誰か特定の人に想いを伝えるために――そんなごくごく個人的な動機以上に力を持つものはない。
  叶わぬから、自分の手に入らない人だから、作品で想いを伝えるしかない。
  それは小説という力を持った、自分にしかできないこと。
  だから私も、小説を書く。

   

新月譚

新月譚



 平野勝之監督の撮った矢野顕子さんの映像が素晴らしい。
  天才・矢野顕子のすごさ、可愛さに鳥肌が立ちました。
  平野勝之という天才と、矢野顕子という天才の幸福な出会い。