秋は告知が多い


あの人に抱かれたくなる

「花祀り」の表紙イラストを描いてくださったイラストレータいしいのりえさんと声優の岩田光央さんのユニット「カナタ」の官能朗読劇大阪公演に行ってまいりました。場所はすごい久々のOBP。人気声優さん達の声で、男と女の物語が読まれます。
 好きでも、愛していても、別々の人間だから、小さなことですれ違ったり、遠くに感じたり――それでも肌と肌との触れ合いは、永遠というものが存在しそうな夢さえ見せてくれる。日常の中にある瞬間をいしいのりえさんの線の美しい絵と、声優さん達の声で描かれる大人のための絵物語。横浜公演は今週末ですので、是非、お越しください。
 ところでいしいさんの絵で、日本の名画の模写とか見てみたいです。竹久夢二の「黒船」とか上村松園の「焔」とか。


『カナタPresents「あぶな絵、あぶり声〜茜〜 」 帰り道、あの人に抱かれたくなる』

【出演】カナタ 岩田光央 いしいのりえ
【ゲスト】関智一  東地宏樹

【横浜公演】
日時:2012年10月20日(土)
開場14:30 開演15:00/開場18:30 開演19:00

2012年10月21日(日)
開場12:30 開演13:00/開場16:30 開演17:00
料金:全席指定 5500円(税込)女性限定(R18)
会場:横浜ランドマークホール

主催:アクロスエンタテインメント/バードランドミュージックエンタテインメント
カナタブログhttp://ameblo.jp/i-kanata/





男たちの怪談百物語

 よく見る顔がずらっと表紙に並んでいる「男たちの怪談百物語」読みました。
 安曇潤平 ・怪談社 ・黒史郎 ・黒木あるじ・小島水青 ・小原猛 ・朱雀門出 ・松村進吉 ・水沫流人 (敬称略)という豪華というか個性的というか濃いメンバーが深川のある場所で一夜で99話の怪談を語った記録。
 表紙がすごすぎます。京極夏彦先生の「必殺シリーズ」風の装丁。何か匂ってきそうで、怖い……。
 感想ですが、「男臭」よりも、地方ならではの話が多くて、「街」の話ともども「怪談て、生活文化だな」と思いました。懐かしさを感じるというか、なんとなく読みながら、田舎を思い出したりして。
 日本て小さい島国なのに、こうしていろんなところから人が集まってくると、改めて多様性を感じて、そういうところが楽しかった。登場する日本各地に行ってみたくなりました。「女たちの〜」「男たちの〜」ときたら、次は「紅白怪談合戦」かなとも思いましたけど、個人的には「怪談で御当地紹介」みたいなのも読みたいかも。その場所に行きたくなるような怪談旅行案内本が。

 

男たちの怪談百物語 (幽BOOKS)

男たちの怪談百物語 (幽BOOKS)




  

 再度告知いたしますが、官能文芸誌「悦 vol.7」が本屋さんに並んでおるようです。
 私は京都の東山花灯路で再会した男女の話「花灯路」という短編を書いております。
 読んでね〜。

 

悦 Vol.7

悦 Vol.7




 
 同級生はAV男優!? 〜カメラの前で感じちゃった〜 
 夢中文庫より、TL小説の新作が配信されております。
 タイトルは「同級生はAV男優!? 〜カメラの前で感じちゃった〜
禁 断のAV男優モノですよ! 身近な業界のことなんで今まで書かなかったんですが、意外にも売れ行き好調だそうです。
 こちらからどうぞ⇒http://dokodoku.jp/pc/page/product.asp?pfid=27403-120270679-001-001

 

 同じく夢中文庫より配信中の「イケメン坊主と淫らな修行」もどうぞ⇒
http://dokodoku.jp/pc/page/product.asp?pfid=27403%2D120262776%2D001%2D001




 花房観音の御開帳シネマ

11月11日(日)に大阪十三シアターセブンにて、上映イベントします。
タイトルは、

花房観音の御開帳シネマ#1
平野勝之監督『わくわく不倫講座 楽しい不倫のススメ』の巻
 


 昨年「監督失格」で話題を呼んだ平野勝之監督のAV時代の傑作「わくわく不倫講座」の上映&平野監督御自身をお招きしていろいろお話を伺います。
 こちらはまた詳しく告知いたします。妻や上司まで巻き込んだ平野監督自身の不倫ドキュメンタリー、恋人との恋愛を撮るつもりが、途中でとんでもないことになっていく……ここまでやるか?? という驚きの連発の、笑えて切なくて呆然とする、映像作品です。

 詳しくはシアターセブンHPまで⇒http://www.theater-seven.com/2012/b1_121111.html