その他

 見られたい僕

女の人に問いたい。あなたは知らない男のオ○ニーって見たことありますか? 私は20代始め、何故か3人のソレを見ました。 一人目は、私が始発電車で京都から滋賀に向かっていると、隣の四人掛けのBOX席の男が何かソワソワ落ち着きがない。その車両に客は…

 人は

駄目だよ。苦しんでちゃ。 苦しむために生まれてきたんじゃないんだから。 私は餓鬼だ。あさましくて金金金とプライドかなぐり捨てて、ひたすら金に追われてガツガツ生きてきた自分の人生の美しくなさに、絶望的な気分になる。 求めて求めて飢えて飢えて飢え…

 学歴詐称する女

Eちゃんとは、母親同士が知り合いだった。Eちゃんは、私より2歳下で、同じ高校に入学し、たまたま同じクラブに入部してきた。Eちゃんは、成績は中ぐらいだが、活発でクラブでは皆の中心として活躍する、ごくごく普通の女の娘だった。 私は高校を卒業する…

 人間の想像力の凄さを見た

昔、お金にめちゃめちゃ困っていた頃、(今も金ないですけど)昼間に会社勤めしながらら夜中にテレクラのサクラをしていました。 最初はテレクラに電話をかける男の人に対してすごく偏見があったんですが、実際喋ってみると、寂しくて話し相手の欲しい人とか…

 三十歳までに、死のうと思っていた

三十歳までに、死のうとおもっていた。 20代の頃は、30歳になるまでに早く死ななければと思って生きていた。年をとってまで、生きていようとは思わなかった。どうせ何もいいことはないだろうし、何も手にしていなかったし、自分なんて何の価値も無いと思…

 煙が目にしみる

一人で喫茶店入る時や、新幹線に乗る時は、必ず禁煙席。私は煙草を吸わない。一時期吸っていたこともあるが、どうも合わない。男性客ばかりのバスは、煙草の煙で喉がおかしくなりそうだ。ただでさえ車内は換気が悪く空気が乾燥している。喉をやられたらアウ…

 ○○○の祟り

メールをやり始めてから、電話をほとんどしなくなった。電話と違ってメールは、相手の都合を考えなくていいから、便利だ。内容が残っちゃうのが、たまにアレやけど! 好きな人とかなら、声が聞きたいとかもあるだろうけど、友達同士とかなら、メールでやりと…

 テネシー・ワルツ

バスの中で帰り道はビデオをかけることが多いのですが、著作権の関係とかで、かけるビデオって、わりと決まっているのです。「やすきよ」(横山やすしと西川きよし)なんか、かなりネタ覚えたよ。しかし横山やすしはホンマ天才やね。何度聞いてもおもろいわ…

 大嘘つきの、私。

人は騙せても自分は騙せない。いや、人を騙したつもりになっていても、実は人はそれほど愚かではないから、嘘は徐々に何かを蝕み自分を追い詰める。自分を騙したつもりになっても、嘘は次第に心を引き裂いて心を苦しめる。だから私は嘘が嫌いで、なるべく嘘…

 うたかた

私は貧乏です。 ってよく言うんですが、実は今現在はそんな貧乏じゃないつもりです。普通に働いてるから。サラ金の返済で月末に走り回ったししてないからっ! でも欲しいものが買えるかと言ったら買えません。裕福じゃないもん。フツーの人よりは貧乏かもし…

 あなたしか知らない女

「妻とはしてない」と言う男の人って、ホント多い。 で、妻とはしてない人は、大抵他に恋人がいたり、何らかの形で遊んでいたりする。「だって男だから、したくなるのは当たり前。妻のことは家族として大事だけど、女として見られない。だから外でする。」と…

 神の島

島へ向う汽船のデッキに出ると瀬戸内海の潮の匂いに酔いそうだ。海に佇む朱色の大鳥居が近づく。鳥居の向こうには、なだらかな山並みが空の蒼を従え人を迎える。 この島の山並みは女の横たわる姿に見えると言われている。そう思ってみると山の稜線がなんだか…

 友に捧げる讃歌

ある日、友人(バリバリのゲイ)から、こんなメールが来た。 「男性自身より素晴らしいものは、この世にありません!」 私は、彼の為に、こんな歌を作り(替え歌だけど)送りました。 「男根讃歌」 あなたの肉棒で 私を貫いて ただ世界中の 棒が欲しいの ただ…

 映画を夢見た二人の男

昔、映画館で働いていた時の話。 たまに顔を出すA君という人が居た。A君は当時は東京で映像関係の仕事をしていたが、以前、私がそこで働く前だが、彼はバイトとして在籍していたことがあり、その関係で関西に来るとその映画館で働く友人に会いに来ていた。…

 あたしの、初体験

あたし、恥ずかしいけれども、、ずっと怖かったんです、、、、だから、30半ばまで、開けたことなかったんです、、、、ピアスの穴、、、、。 でも、あたし、本当はずっと興味があったんです。怖かったけれども、開けたかったんです。だから、去年派遣で働い…

 男という荷物を背負って

居酒屋で昔バイトをしていた時に、常連の30代後半の男性がいた。その男性は、いつも高級そうな車に乗って(飲酒運転やっちゅうねん)、高い時計とブランドの鞄を身につけていた。しかし、とても下品な人だった。声がでかい。何もそこまで張り上げなくても…

 あの場所を通る度に

私は関西生まれの関西在住人間でもあり、仕事やらなんだかんだと移動することも多いので「福知山線」という路線にも何度か乗ったことがあります。福知山線に乗る度に、あの凄惨な事故の事を思い出します。JR福知山線の尼崎での数年前の事故のことを。http:…

 素人公開羞恥現場

「お願い、、、トイレに行かせて、、、もう我慢できないの、、、。」 こみ上げる尿意が限界に近づいたのか、女はうずくまり股間を手で押さえる。朝、時間をかけてセットしたであろう髪形は無残に崩れ、汗で頬にへばりつく。女の肩は小刻みに震え、目には涙が…

 かさぶた

前回のように、私は自分の「友達」の事を、たまに書くけれども、彼女達に対して「親友」という言葉を使うべきかどうか躊躇する。きっと、「一生付き合っていきたい」と思っているから、もしかしたら「親友」なのかも知れないけれども、相手の方はどう思って…

 酔死

酒がらみの事故のニュースだけは、本当にやりきれない。 殺してやりたい。 そして、ますます酒が嫌いになる。酒に罪はないけれども。 酒を飲むと気持ちがいい。酒に逃げたい時もある。飲んで酔ってハイになって、最高に味わえる高揚感。普段言えないことも言…

 ラブレター

前略 今年は、全くと言っていいほど京都には雪が降りません。寒いのは嫌なんですが、季節感が無いのも、寂しいものですね。知人に聞いたのですが、うっすらと雪がかかった金閣寺はえもいわれぬ美しさらしいです。金閣寺の周りには鏡湖池という池があります。…

 人は死ぬ

ある、秋の日の雨の土曜のことだった。 週末なので、いつもの通勤ラッシュの時間も電車は空いていた。私は傘を持ち会社に出勤して午前中だけ通常業務を済ませて昼過ぎには社長と一緒に会社を出た。社長は、これから病院へお見舞いに行くのと言って車でビルを…

 私たちの望むものは

たまに、自分の罪悪感の重さに呆然とする時がある。 私がパスポートを持っていないのは、自分は一生海外旅行になど行けないと思っているからだ。 私がどんなに親に勧められても見合いをしないのは自分のような人間を結婚相手を探す場になど出すべきでないと…