「女の庭」特設サイトできました


 幻冬舎より発売中の「女の庭」の特設サイトができました!
 こちらからご覧になれます。
 冒頭がちょこっとだけ立ち読みもできますので、是非、ご覧ください。

 そんな「女の庭」ですが、なんと発売一週間で2刷、発売10日間で3刷とのことです。
 まさかこんな早く重版がかかるとは思いませんでした。
 購入していただいた皆様、ありがとうございます。
 そして、広告にコメントをいただいた村山由佳さん、桜木紫乃さんにも本当に感謝しております。
 広告には、「醜聞か文学か!?」の文字が躍っておりますが、これは幻冬舎の見城社長が考えてくださったコピーだそうです。

 思いのほか売れ行きがよく、書店でも売り切れてますということをよく聞きます。
 そのうち増刷分が並ぶと思いますので、ちょっと待ってね!

 

女の庭

女の庭



 私といえば相変らず、バスガイドの仕事をしたりと地味に生きてます。
 この前、仕事ではじめて奈良の薬師寺唐招提寺を徒歩で移動したのですが(普段はバスなので)すごくいい光景だった。ススキが穂を揺らす西ノ京、いいなぁ。薬師寺の東塔は修理中ではありますが。
 
 実業之日本社文庫「寂花の雫」も売れ始めています。
 冬の京都大原の観光ガイドブックとしてどうぞ!

 

寂花の雫 (実業之日本社文庫)

寂花の雫 (実業之日本社文庫)


 そして第1回 団鬼六賞大賞受賞作「花祀り」ですが、来年2月に幻冬舎さんから文庫で発売されます。こちらは加筆&新たにちょっと書き加えた文章などを載せていただく予定です。
 京都の和菓子をモチーフにした物語。こっちも京都のガイドブックになりますよ!

 がんばって借金返すぞー……。
 まだまだ私の人生の収支はマイナス……。

 西田隆美監督とトークします&キリコさんのインタビュー

宝塚映画祭ご来場ありがとうございました!
宝塚映画祭「春との旅」上映後のトーク、ご来場ありがとうございました!
なんかすごいまともに景観について話しました。まともでいいのか!


関西エロ名鑑」第21回「愛を撮る人〜写真家・キリコ」UPされました!
いつのまにか21回にもなっているメンズナウの連載「関西エロ名鑑」に今回登場していただいたのは写真家のキリコさんです。
 8年間つきあい結婚した「運命の人」だと思っていた男の嘘と借金により自らの幸福な結婚生活が崩壊するさまを作品にした「旦那 is ニート」(キャノン写真新世紀にて荒木経惟さんにより佳作に選出)、ひとりになり、さまざまな男たちの間を彷徨い迷う記録「オーディション」などの私小説的な作品で話題になった方です。
 彼女自身はふんわり甘いお菓子のような雰囲気の人なのに、作品は痛くて切なくてヒリヒリと心に染みます。
 ツイッター、FB上でも、かなりの反響をいただいた今回のインタビュー、私もあらためて彼女の作品を見て、インタビュー原稿を書き、久々に泣いてしまいました。
 是非、ご覧ください。

こちらからキリコさんのインタビュー読めます。

 そしてまた、文中にもありますが、キリコさんは偶然にも新刊「女の庭」の担当さんと中学高校の同級生でめっちゃ仲がよいという……世間せますぎ。





SMARTPHONE」上映後、トークします!
12/1より大阪シネ・ヌーヴォにて公開されます「SMARTPHONE」、初日12/1、13:20の上映終了後に監督の西田隆美さんとお話します。

 是非、お越しください。

「SMARTPHONE 」公式サイト

シネ・ヌーヴォ





女の庭」発売ちょうど一週間で、重版かかりました。
 実は初版が結構な部数なので、こんなに早く重版されるとは予想外で驚きました。
 文豪・谷崎潤一郎記念館に行ってきた直後にきた連絡でした。
 Amazonでも日本文学10位周辺をうろうろしている感じです。
 引き続きよろしくお願いします!

女の庭

女の庭

寂花の雫 (実業之日本社文庫)

寂花の雫 (実業之日本社文庫)

 春との旅

 11/28(水)明後日になります。宝塚映画祭にて、映画「春との旅」(小林政広監督)18時半の上映終了後、建築ライターで歌人の北夙川不可止さんとトークいたします。
 この映画は、震災の前に撮られ、今はもう見ることのできない風景が映っているそうです。
 北夙川さんと「失われた景観を求めて」というテーマでお話します。
 
 場所は、宝塚シネ・ピピア
 阪急宝塚線売布神社駅」下車、すぐ
 兵庫県宝塚市売布2-5-1 ピピアめふ 5F
  tel. 0797-87-3565 [web]

 
 宝塚映画祭詳細はコチラ

 是非、みなさまお誘いあわせのうえ、ご来場ください。



 あと、こちらも引き続きよろしゅう。
 「女の庭」25日の毎日新聞に大きな広告が出ていて、オカンがたまげて電話してきました。
 叔父が「よう幻冬舎に入れてもらったな」と言うていたらしいが、入社したわけじゃない……。

 

女の庭

女の庭

寂花の雫 (実業之日本社文庫)

寂花の雫 (実業之日本社文庫)

 

由美香ママ


 18日、日曜日。
 私はバスガイドの仕事で朝早くて、早々に寝てしまいました。
 翌朝起きると、平野勝之監督から留守電にメッセージが入っていました。

 由美香ママこと、小栗冨美代さん(野方ホープ社長)が亡くなったという知らせでした。
 平野さんに電話して、少し話をしました。
「京都だからお葬式とか来られないと思うけど、知らせておこうと――」
「お葬式、行きます」
「花房さんも、由美香に人生変えられた人だから――来てくれたら、ママ喜ぶと思うよ」



 ママとは2年前に、「監督失格」の公開前に六本木ヒルズで「由美香Night」と題されたオールナイトの林由美香さんの作品の上映会の翌日に、由美香さんのお墓でお会いしました。由美香さんの命日で、墓前にはママと由美香さんの愛犬・ガンモ、弟の栄行さん、平野さん、カンパニー松尾さん、井口昇さんはじめ関係者の方達がそこに集まり、ちょっとした宴会が行われました。
 私なんぞは生前の由美香さんにお会いしたこともない、ただの一ファンに過ぎないのですが、平野さんが、「由美香 Night」のために東京まで来てくれてるんだからと声をかけてくれたのです。
「京都からわざわざ来てくれたんだ、ありがとね」と、ママには御礼を言われました。



監督失格」が公開されて、私は初日の初回、六本木ヒルズで観ました。
 試写会で既に観てはいたのですが、自分の人生を変えた人である平野さん、由美香さんの映画が公開される瞬間を見たい、その場に居合わせたいと思って東京に行きました。
 京都でも1度観て、2011年のラストに、東京の渋谷で年末にまた観ました。


 私は26歳の時、一冊の本を手に取ったことがきっかけで「由美香」という映画を知り、衝撃を受けました。生まれてはじめて「創り手」に羨望した体験でした。個人的な想いをこうして作品にして、人の心を揺り動かすことができる――「選ばれた至福」だと思いました。平野勝之という人に強い羨望を覚えました。小説や映画を観て感動した体験はそれまでありましたけれど、創り手をここまで羨ましくて「作品をつくる幸福」を感じたことはなかった。
 いつか自分も、そんなふうに人の心を揺り動かし人生を変える「作品」をつくれたら――ぼんやりと、そう思い始めたのです。それまで漫画家になりたいとか、創作を志したことはあったけれど、「人の心を動かす」ことまで意識したことはなかったのです。
 それぐらい「由美香」という、平野さんがかつての恋人のためにつくった作品は、私の心に深く浸透しました。
 それから、平野さんのことを書いておられた東良美季さんというライターさんの存在を知り、東良さんの文章を追うようになりました。そしてブログをはじめられて、メールをしたことがきっかけで、私は「文章」というものを書きはじめました。
 10年間、何も書いていなかったのです。それは最初の男に「君には文章を書く力がない」と言われて嘲笑されたことにより、書けなかったのです。
 東良さんに褒めてもらったことがきっかけで私は文章を書きはじめ、そうなるとむくむくと欲が出てきました。人に褒められるだけではなくて、文章でお金をもらいたい、と。ブログで自分語りを垂れ流してはいたけれど、自分語りなんて限界があるし、『本当のこと』は書けない。じゃあ一番自由に書けるものは何か――小説でした。けれどそれまで小説どころか文章すらまともに書いていなかったので、決して楽ではなかったけれど小説を書いて、賞をいただき小説家になりました。
 小説家になる前ですが、東京に行ったときに、東良さんが平野さんを呼んでくださって、その時にはじめてお会いしました。
 憧れの人で、ずっと羨望し続けている人で、初めて会った時は気絶しそうでした。
 それ二年ほどして私は賞をもらって、本がもうすぐ出るという時に、平野さんの作品上映会が京都で行われるのを知って、行きました。平野さん自身も来られてて、再会しました。
 その直後に「監督失格」の試写が東京でありました。



「由美香」を観た時に私が羨望したものは「創作者の至福」でした。
 けれど「監督失格」を観た時には、「創作者の地獄」を叩きつけられたように感じました。
 気が遠くなるような、地獄です。
 映画監督であるが故に、背負った地獄。
 けれど、その苦しい地獄の果てにある光――それが「監督失格」という作品なのだと思いました。
 私は地獄を叩きつけれて「お前はどうなんだ」と強く追い詰められ問われているような気分になりながらも、やはり、平野勝之という人に、羨望しました。絶対に叶わない人だと思いました。



 11月11日に大阪で数年来の念願だった、平野作品の上映会を行いました。東京から来てくれた平野さんとトークをしました。
 打ち上げが終わり、電車に乗って京都で別れて、これでしばらく平野さんの顔を見ることもないんだろうなと思っていました。

 ただひとつひっかかることがありました。
 打ち上げの時に、平野さんに「由美香ママ、元気?」と聞いたら、平野さんが困ったような、苦しそうな顔をして「最近会ってないから」と答えました。
 その時に、ママはあんまり具合がよくないんじゃないかなと、思ったのです。

 そしてそれからちょうど一週間後の訃報でした。



 昨日、22日に告別式がありました。
 私は新幹線で東京に向かいました。
 遺影は「野方ホープ」の看板をバックに豪快に笑う姿でした。
 「監督失格」の主題歌、矢野顕子さんの歌う「しあわせなバカタレ」が流れていました。矢野さんからのお花もあり、そういえば矢野さんとママの2ショット写真を平野さんから見せてもらったことがあるなと思い出しました。
 ママは、本当に綺麗で、安らかな顔でした。

 平野さんは、今まで私が見たことがない表情をしていました。
 あの顔は、多分、一生忘れられないと思います。


 
 由美香さんのお墓参りの時に、平野さんはずっとママを労わっていて、本当の親子のようにも見えました。もう何年も前に別れた恋人の母に対して、これだけ尽すなんてと不思議に思ったこともあります。
監督失格」は当初、「由美香ママ」というタイトルになるはずだったそうです。
 あの映画は、由美香さんのためというよりは、ママのための映画だと私は思いました。
林由美香」という人が、確かに生きていた、愛されていた記憶だと、形にするために撮られたのではないか、と。それはもちろん平野さん自身のためでもあっただろうけれど、何よりもママのためだったんではないかと。
 そう思ったことが、あります。
 勝手な推測ですが、ママは「監督失格」という映画を見届けてから逝ったような気がします。



 下にリンクしましたが週刊女性の「人間ドキュメント」や、栄行さんのコメントなどを読むと、由美香さんとお母さんは長い間、ヤマアラシのジレンマのように、寄り添いたくても、お互いの心にある傷や棘のために抱き合えない、痛々しい葛藤を経て、やっと仲良くなれた矢先の訣別だったそうです。
 またお母さんは大変な苦労をして、女手ひとりで子供を育て、ラーメン屋を大きくし、熱く激しい人生だったそうです。
 私も今でこそ、離れて暮らしているからこそ母とは話せるようになりましたが、主に私が原因で、険悪で、絶縁状態だった時期もありました。数年前、京都に戻る時も母には号泣されました。本当に、仲良くなったのは最近です。
 離れた方がいい親がいることは知っているし、周りには親のことで苦しんでいる人も少なくないです。
 親子だって別々の人間なんだから、うまくいかないことはある。縁を切った方がいい場合もある。
 けれど、親子が仲がいい方が幸福なんだと、最近になって痛感しています。
 



 平野さんが由美香さんと北海道に旅に出た時に、ふたりで書いていた日記があります。
 それは大学ノートに記されていて、出版もされました。私はその本がきっかけで「由美香」を知ったのです。
 そのノートを、今年に入ってから見せてもらう機会がありました。
 大部分は本になっているけれど、そうじゃない記述も幾つかありました。


 そのノートの記述の最後のページは平野さんによって書かれた文章でした。
 読んだ時に、涙が溢れて止まりませんでした。
 そこには、由美香さんがこれから先の人生で男のことで泣かないように、自分とのことが自信につながるように――由美香が泣かないように、由美香が泣かないように――と、繰り返し綴られてました。
 これから先の彼女の人生で、「由美香が泣かないように――」と、切々に。


 平野さんにその記述のことを聞くと、「覚えてない。だって俺、あのノート、開いてないんだもん。開けないんだよ――由美香が死んでから――」と言われました。
 平野さんが17年前にそうやって恋人の未来を願った想いは叶わず――けれど、だからこそ残されたママを見守り続けていたんじゃないかと、私は思っています。


 由美香ママは、由美香さんと同じお墓に眠るそうです。
 亡くなった方について、勝手に予想したり願望を書くことはするべきではないと思っています。
 けれど、私は、今頃、由美香ママが、由美香さんと再会して、抱き合っていることを願わずにはいられません。
 
 



週刊女性「人間ドキュメント」

小栗栄行さん(由美香さんの弟)のコメント すごい文章です。

 女の庭


 明日、「女の庭」発売です。
 都内の書店では今日から並んでいるところもあるそうです。

 山に囲まれた箱庭のような街――京都。
 そこに住む、5人の女たちの性に囚われる様。
 これでもかとばかりに、「女」を描きました。
 
 読んでください。

 よろしくお願いします。
 

女の庭

女の庭

 「女の庭」冒頭は恩師の葬儀の場面ではじまります。
 本の発売日、私は喪服を着て、お別れに行きます。

 紅葉の錦、着て帰る

 11/22幻冬舎より発売の新刊「女の庭」の見本が届きました。
表紙イラストは、西村オコさん、装丁は大久保明子さん、そしてなんと帯のコメントは村山由佳さんにいただきました!
 そういえば幻冬舎に行ったときに編集さんと、村山由佳さんの「ダブル・ファンタジー」の帯の一文、あれはすごいですよね……という話をしていたんですが……まさかその村山さんから言葉をいただけるとは、感激です。村山さんと聞いた時に大げさじゃなくて震えましたよ。


 

 イラストも可愛くて柔らかくて秘めやかで、装丁も美しく、素晴らしい本になりました。
 背表紙には「女はみんな、腹黒い」と書いてありますので、本屋さんではこの

「腹黒」

 の文字を探してください。
 官能小説でデビューして官能を中心に書いていましたが、今回の「女の庭」は官能小説ではありません。性がテーマであり、性描写もあるけれど、女たちが性に囚われもがく様を描いた小説で、特に女性の方に読んでいただくことを願っております。もちろん男の人にも手に取っていただきたいのですが。

 性がもたらすものは快楽だけではなく、痛みであるとか寂しさであるとか――けれどこれ以上ない、至福であるとか――それを京都という山に囲まれた箱庭みたいな街に住む5人の女たち、それぞれの「性と生」を通して書きました。

 是非、読んでください。


amazonの内容紹介より)
あかんのになぁ。こんなんしたら、あかんのに。
箱庭のような街、京都。そこで自分を縛り生きる6人の女たちが解放される時間……

 京都は山に囲まれている箱庭みたいな街だ――。ただ、いろんなものから守られているというのは、こうも言えるんじゃないだろうか。本当は、外の悪いものから守っているのではなくて、中にいるものを閉じ込めるために作ったんじゃないかって……。

 兄を心中で亡くし二十代で結婚するも離婚し、親の土産物屋を手伝う美しい京おんな、絵奈子。西陣の名家の生まれで安定した家庭を持つ里香。モデルのような美しさが取り柄の独身、愛美。カフェを夫婦で営む大人しい唯、そして、エステサロンを経営する翠。女子大の同級生だった6人が恩師の葬式で再会。三十を超え、それぞれ互いの老いと変化を観察しながら、6人は自らの腹の中に抱える「秘密」に向き合ってゆく。女同士だから言えない、友達だからこそ知られたくない、本当の自分。それを解放できるのは"あの時"だけだった――。
 京都を舞台に「腹黒い」京女たちが秘めやかに花咲く、情念溢れる物語。

「みんな京都の女は、腹黒いゆうけど、ほんまは誰だってそうやんか」

女の庭

女の庭






「幽」&「ダ・ヴィンチ」の企画「エロ怖」の、amazon以外での配信も始まったようです。
 私は「濡れ深泥」という作品を書いております。
 以下の媒体で配信されつつありますので、是非どうぞ。



楽天 11月12日 http://rakuten.kobobooks.com/
BOOK☆WALKER 11月15日http://bookwalker.jp/pc/
honto! 11月16日http://honto.jp/ebook.html
紀伊国屋書店 BookWeb 11月16日http://bookweb.kinokuniya.co.jp/
ドコモブックストア 11月16日http://www.nttdocomo.co.jp/service/entertainment/dmarket/spmode/book_store/
booklive! 11月23日http://booklive.jp/
GALAPAGOS STORE 11月23日http://galapagosstore.com/web/btop
LISMO Book Store 12月1日http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/smartphone/app/lismo_book_store/index.html
Reader Store 12月1日http://ebookstore.sony.jp/



 紅葉のシーズンなので、バスガイド業もやっております。たまに「まだバスガイドやってるの?」と驚かれることもあるんですが、現役だから! 現役バスガイドだから!
紅葉は綺麗ですが、人混みすごいです。京都へはなるべく自家用車は避けた方がいいですよ。
動けないから……。

 はっこつんと私


 十三シアターセブンの「花房観音の御開帳シネマ わくわく不倫講座 楽しい不倫のススメ」雨の中ご来場の皆さま、ありがとうございました! 思いのほか、女性も多く、上映中は笑い声もあがりました。ツイッターでも様々な感想をいただきまして、ありがとうございます!
 今回あぶりだされたのは、つくづく私って性格悪いなーと。あとでも「嫌な女だね」とも言われましたし。でも性格悪いし嫌な女だから、小説を書いてるのです。本音を言うと嫌われるので、書くだけにとどめておくべきなんでしょうね。
 ともかく、平野勝之作品の上映会というのはずっとやりたかったことだったので、無事に終えることができて、ホッとしています。
 本当に、ありがとうございました。


 上映会にも来てくれた近藤宗臣画伯に書いていただきました「はっこつんと私」のイラストです。気に行ったのでFBとツイッターのアイコンにしました。周りにも好評です。この禍々しい感じがいいですね。ありがとうございます。画伯のブログにはイベントの感想も書かれてます。
 ちなみに、「はっこつん」とは、半年ほど隣の家にいたらしき白骨死体のニックネームです(夫が命名した)。はっこつんは怪談イベントの日に発見されて警察が来てて運び出してたので、もういません……キュン……。でもこのイラストのように、見えなくても傍にいるよね、きっと……。

 



 電子書籍、夢中文庫より新作が発売されました。
「失恋ツアーコンダクターの絶頂トラベル」というタイトルの作品です。添乗員の資格をいかして(?)書きました。何に資格いかしとんねんとツッコミつつも、資格はとっとくもんだね。
こちらから購入できます。

 同じく夢中文庫より発売中の「イケメン坊主と淫らな修行」「同級生はAV男優!? 〜カメラの前で感じちゃった〜」もよろしゅう。エロ怖の「濡れ深泥も」ね。


 11月28日は宝塚映画祭、小林政広監督「春との旅」上映後に歌人で建築ライターでもある北夙川不可止さんとトークいたします。詳細はこちら
 残された、かつての東北の映像が写り込んでいる「春との旅」を観て、「失われた景観を求めて」というテーマでお話します。



 新刊出ます。11/22に、幻冬舎よりタイトルは「女の庭」です。
今回は官能ではなく、女性向け文芸ということで書いた作品です。(もちろん男性にも読んで欲しい)詳しくはまた、後日。アマゾンでは予約開始しております。

 

女の庭

女の庭