京都に住もう


 最近のわたくしはほぼ引きこもりで作業をしている。人に逢わずスッピンでジャージ姿で汚い部屋でせこせこと大真面目に作業をやっていると、ますます女ダメ山ダメ子さん進行中です。

 落ち着いたらパぁーっと、京都の寺の特別公開行ったり、図書館に籠ったり、歴史小説読んだりしたい、そんなささやかな願望を糧にホンマに地味に生きています。

 そういえば、去年の今頃は、永平寺に籠って雲水さんと一緒に修行してたっけ。楽しかったなぁ。

 行き詰っていたし買いたい本もあったので、先日ひさびさに外出し、京都御所近くの「かもがわカフェ」に行ってきた。

 京阪電車神宮丸太町駅から歩いて10分弱か。その周辺は初めて歩いたんだけど、古いよさげな家が並んでいた。この日は晴れていて鴨川から見える景色もきれいで眺めていると幸せな気分になれる。

「かもがわカフェ」は、エルマガジンのサイトで永江朗さんが京都の町家に住まわれる経過を実況中継されている「そうだ、京都に住もう」というコラムにも登場して、一度行きたかったのだ。この連載コラム、京都に住む私でも知らないことも多くて「何故、京都なのか」「京都はどういう場所なのか」そのようなことが勉強になり、すごくおもしろいのです。

 そして、ほっこり珈琲を飲み、分厚い紙の束を取り出しせこせこと赤字を入れる作業をするわたくし。

 ふぅ。
 環境を変えると集中できるし、落ち着ける。
 引き籠りは好きじゃない。


 私が今住んでいるところは、居酒屋のような店はやたらとあるのだが、女一人でも入られるような定食屋(焼き魚とか豚のしょうが焼きとかあるようなところ)と、くつろげそうな喫茶店が周辺に無いのだ。
 引っ越したら、近くにゆっくりできる喫茶店があるところに住みたい。あと商店街と古本屋と銭湯と安い定食屋があれば完璧。夫になる人とは、焦らずに住処を探していこうと話している。2人とも物を書く仕事なので「家」に居ることも多くなるだろうし、すごく「家」が大事な場所になると思うのだ。私の方が先が見えなくて状況が落ち着かないこともあるので婚姻届を出してもしばらくは今のままの生活をして、いい家に出会ったら引っ越すつもりである。お金も稼がないといけないし(←最重要)。
 
 気がつけばもう一月も終わる。
 
 ものすごく忙しいと思われていたりもするし、暇では無いのですが、わたくし、

 お仕事を大大大募集中であります。

 AVレビューでも京都(京都観光文化検定2級所持)やエロに関する物でもその他なんでもこちらのメールアドレスkazusanosukechan@hotmail.co.jpまでご連絡ください。

 とはいえ、「お前がどんなん書いてるか知らんねん」とお思いでしょうし、出版関係の方でしたら、ご連絡いただきましたら日本史エロ話を集めました拙著「エロで学ぶ日本の歴史」こちらを会社・事務所宛に送りますので、仕事の依頼とかに関わらず参考にしていただけたら幸いです。ご連絡お待ちしております。
 仕事をください〜ぃ〜とは言っても、私の小説がまだ世の中に出ておらず(今、着々と出版準備中です)誰も読んでいないので現時点ではなんともしようがないのですが、小説はもうちょいとお待ちになってね。
 




 写真は京都の風景。


 いつも路地裏に迷い込む。
 
 わざと、だけど。