大人の修学旅行
昨日、こんなこと、やりました。(またまた事後報告)
大人の修学旅行 〜六道参りと陶器市〜
一千年の王城の地・京都。桓武天皇により四方に結界が張り巡らされたこの地は、怨霊、幽鬼の集う都だということを御存知でしょうか? 中でも死者の屍を葬っていた風葬の地・鳥辺野には昔、百鬼夜行が現れ、今でもあの世とこの世の境である六道の辻には、地獄の入り口、幽霊飴、冥途へ響く鐘などがあります。お盆が近づき、幽鬼達がこの世に戻ってくるこの時期に、鳥辺野を歩いてみませんか? 全国最大規模の陶器市もお楽しみです。
日時) 8月9日・日曜日、15時頃〜20時頃の予定
行き先) 六道珍皇寺(地獄の入り口、冥途に響く鐘)
二年坂、三年坂(石畳の道。竹久夢二が昔住んでいました)
清水寺・胎内めぐり(母の胎内に居るかの如く、真の闇が体感できます)
京都極楽堂書店(奇妙奇天烈で怪しげな古本屋と蜷川実花写真館)
高台寺・夜間拝観(豊臣秀吉の正室・北政所の眠る寺・百鬼夜行展)
五条坂陶器祭(全国から三百店もの陶器屋が来て市を開きます)
幽霊飴のみなとや(幽霊が子供を育てる為に飴を買いにきたお店)
(あくまで予定です)
参加費用は無料です。但し、拝観料などは自己負担。
歩ける服装でお越し下さい。
終了後、メールでのアンケートに必ずお答え下さい。
参加希望者が少ない場合は中止します。
参加希望者は、PC&携帯のアドレス、電話番号、お名前、参加人数を明記して以下のアドレスに8月8日 PM20時までにご連絡下さい。追って詳細をお知らせします。
kazusanosukechan@hotmail.co.jp
大人の修学旅行です。いろいろ学びながら楽しんでみませんか?
現役バスガイドの説明を聞くという機会もなかなか無いと思いますし、私も出来るだけ皆さんと同じ目線でわかりやすく案内しようと思っておりますので、よろしければご参加ください。
* エロ話は一切致しません。案内に徹します。
え? 先週のAVイベントに引き続き、こういうのは事前に告知して宣伝するもんやないかって?
うん。
まあね。
ちょいと今回は実験的な試みですので、リアル知人とmixiのみで人を募りました。
さてさて、そのレポートです。
いきなり電車が人身事故で遅れて数人遅刻。後で聞くところによると飛び込みがあったとか・・・しょっぱなから不吉ーっ!! すてきーっ!!
そして雨が降ったりやんだりの中、大谷本廟、見渡すばかりの墓・墓・墓の中を歩いて清水寺へ。
まずは真の闇を体験できる清水寺の胎内巡りへ。いつまで経っても目が慣れないひたすらな闇で、初めての皆さん、ちょいと怖かったそうです。
そして今特別に清水寺の内陣に入れます。舞台を抜けて縁結びの地主神社へ。一心不乱に縁結びを祈るT野君。今更祈っても、どうせアタイは男運悪いわよっ! と通り過ぎようとするわたくし。
次は音羽の滝へ。ここの水を飲むのは20年ぶりぐらいじゃなかろうか。音羽の滝は、「恋」「アタマが良くなる」「長生き」と三つのご利益の水があるのですが(これもバス会社により言うこと微妙に違うけど)、上記のT野君は恋の水へ・・・その言い分が「頭」と「長生き」は努力でどうにかなるから、一番苦手なところへ・・・と。
そうかなぁ・・・一番努力でどうにもならんのは長生きやと思うが・・・
私と現役女子大生Sちゃんは、「頭が良くなる水」を飲む。大真面目です。
わたし、ホンマに「頭」が欲しい。アタマ良くなりたいっす。恋はね・・・今更ね・・・どうせね・・・(以下略)
そのあと、八つ橋シュークリームを食いました。ホンマに八つ橋風味で美味いす。
参道を降りて京都極楽堂書店にて蜷川実花のえぐいエロい写真と、映画「さくらん」で土屋アンナが着た衣装を堪能。名物「毒まんじゅう」(写真)を買う。書店の天井には、ボカシ入りの春画。店内ビビッドカラーで悶絶。店主は僧????
着物や和小物がバカ安いお店などにも立ち寄る。着物、1300円でっせ。
転んだら三年以内に死ぬという三年坂を下がり、竹久夢二が一時期住んでいた二年坂を歩く。夢二と恋人の彦乃が通った甘味処「かさぎや」を通り過ぎる。
高台寺で百鬼夜行展。枯山水のお庭を眺めながら、「豊臣家を滅ぼした真犯人は・・・キーワードは女の嫉妬」という、持論を展開させる私。高台寺を巡り、竹林を眺め「竹取物語と浦島太郎はSFだ」という話をする私。そんな「日本史おもしろ話」など。
これは来た人だけの特典なのですが、八坂法観寺の五重塔が一番キレイに見るスポットにご案内。八坂法観寺は聖徳太子創建、現在の塔は「くじびき将軍」足利義教の再建。ライトアップされた五重塔は迫力満点。そして、五重塔とは何なのか・・・というお話なども。
霊山護国神社には時間的に入れませんでしたが、ここに坂本龍馬達のお墓があります。来年のNHK大河の主人公ね。高台寺の駐車場からは大きな霊山護国観音様が見えます。そして昔、この付近に住んでいた2人の有名作家の極秘エピソードなどを御紹介。
法観寺の側を通り、ちょいと「怨念」を見に、縁切り神社へ。ドロドロした人の念が籠もるえぐい絵馬を見る。隣は昔、ベッドのマットの下から死後2週間の遺体が発見されたホテルもある、ラブホ街。
そして六道珍皇寺の六道参りで、閻魔様と、地獄絵を見る。この世とあの世の境の六道の辻と、日本昔話でお馴染み「幽霊飴」のみなとやさんへ。
昔、平家一門がいた六波羅にある六波羅蜜寺を通り抜け、五条通りの「弁慶うどん」でうどんを食らい、一旦解散。陶器市は自由行動。
ひととおりまわったあと、マイミクQさんと、×××とか×××があって、怪しげな雰囲気の五条楽園を通り、京都駅へ。
そんな旅でございました。
その前日の土曜日は、大阪本町にて中山市朗先生の怪談&音楽イベントへ。18年ぶりぐらいに浴衣を着るが、背筋が伸びるねぇ。
他の方は塩で「お清め」されておられましたが、私とM君は、「霊を貰って帰ります」とそのまま帰る。
その夜は淀川花火大会で凄い人だった。皆は浴衣で御堂筋線を北上したが、ワシはそんな格好で逆行して本町へ。つくづく天邪鬼だ。
あと、話は全然変わりますが、村西監督のブログは読み応えありますhttp://muranishi-ch.com/new/news/blog.cgi
今回ののりぴー事件に関して。
先週に引き続き怒涛の週末。
思えば、土曜が怪談で霊話を聞いて、日曜は妖怪&地獄&怨念関係を巡ったわたくし。日曜行った付近って、風葬の地、死者が葬られたいた所なんですよ。
そんな怪奇週末。
この「大人の修学旅行」という企画は、またいろんなテーマを考えて実現出来たらなと思っております。(次からは有料にすると思います)
秋は私がおそらく相当忙しいと思うので、するとしたら来年。いや、まだわかんねぇけどよ。
その時は、多くの方に参加を募ってみたいと思っております。
こういう企画に、どれだけの人が興味を持たれるかわかりませんが、よろしければ、今回の記事を読んで「おもしろそう!」と思われたならば、ご一報いただければ。(何も出ませんけど)
うん。
でもね。
楽しいと思うよ。
わたしは楽しかった。
初体面の方も何人か参加して頂いたのですが、なんだか和気あいあいとした雰囲気で、すごく楽しかった。
先週は、エロビデオイベント&滋賀県高月町の観音様巡りでした。
エロビデオから、怪談、仏像まで。
夏らしいっちゃあ、夏らしい。