大阪ラプソディ
♪あの人もこの人も〜そぞろ歩く宵の町〜どこへ行く2人連れ〜御堂筋は恋の道〜♪
クソ蒸し暑い連休、皆様いかがお過ごしでしょうか。この暑さええかげんにせっちゅうねん。
陰毛白髪この夏で顔にシミが増えたの藩金蓮さんは、私にしては珍しくっ! 珍しくっ! 昨日今日と用事があって大阪ミナミに出ておりました。ミナミ行くの1年半以上ぶりやないかしら。
昨日は午前中がお仕事でして、夕方に友達の踊りの発表会見に行きましてん。ほんで、昼間の時間が空きますので、その数時間はどう過ごそうか数日前から思案しておりましたの。
♪映画を見ましょか、それともこのまま、道頓堀ま〜で〜歩きましょ〜う〜か〜♪
と、映画を見ようかそれとも図書館に行こうかと当初は考えておりましたが、たまたま数日前に仕事で調べる機会がございまして、ナンバに「吉本笑店街」http://www.yoshimoto.co.jp/syotengai/っちゅう、吉本のお笑いの博物館があることを知りましたので、いっそミナミに行くんならと、そこに行きましたの。花月の向かい側ね。
入場料は1000円。HPの割引クーポン使って800円で入りました。内容はHPご覧下さい。選挙のポスターが掲示してありまして、藤井隆の「私を男にして下さい! ホットホッ党」(乙葉こましたくせにっ! きーっ! 悔しいーーっ!)、横山やすしの「暴党」にウケました。
あと、B&Bのバーのメニュー表示、「ビール、ウイスキー、チャイコフスキー」・・・こういう非常にしょうもないのも好きです。その辺の場の雰囲気読めへんオッサンが言うたらムカつくかもしれんけど。
そして、AVファン必見っ!! 山田花子の大人のおもちゃ屋がございまして(実際には売ってないですよ)そこに山田花子のAVが! 「エリザベス夫人」「美脚OLの誘惑」「ナースのおしごと」などのタイトルのAVが陳列されておりました。勿論パッケージだけで中身は無いと思われますが、山田花ちゃんがOL、看護婦、エマニエル夫人、レースクイーンなどに扮して、うっふ〜んと色気をまきちらしておりました。このパッケージが、ホンマいかにも一昔前の洗練されてないAV風でよく出来ておりますの。
あと、「吉本笑神社」にお参りしてきましたよ。もっともっと笑いのある人生を送れますように、って。
人生笑ろうたモン勝ちやっ! (ワシの座右の銘)
「民家 松本家 浜田家」というのもございました。中に入るといきなり「お前何勝手に人の家入ってきとんねんっ!」と浜ちゃんに怒鳴られます。(めっちゃ嬉しい・・・)そして中には、「ダウンタウンのごっつええ感じ」ファンにはたまらない「エキセントリック少年ボーイ」http://youtube.com/watch?v=1UCWOH-cfws「トカゲのおっさん」や、「みすずちゃん」の着ぐるみや、「ウンババ」のうんこや、「ミラクルエース」のお面や、「世紀末戦隊ゴレンジャイ」の中の「ボインファイブ」の様々なボインが展示してありますの・・・
浜ちゃんに怒られたの、あたし、嬉しくって、クセになりそう・・・
「みすずちゃん」http://www.youtube.com/watch?v=lVp_QUimurQ(板尾さんの表情が素晴らしい)私はこのコントが大好きでしてね、、みすずちゃんのカラーイラストポストカードとか作って友達に出したものですよ。昔の手帳とかにみすずちゃんの絵とか描いてるのが残ってるのよ。久々にみすずちゃん見てもやっぱり可愛いわー。すんげぇキュートなデザインやと思います。
そして「横山やすし西川きよし記念館」、やすし、きよしそれぞれの年表と、故・横山やすしの愛用品のメガネなどの遺品、日記、そして様々な輝ける賞のトロフィーなどが展示してありました。やっさんの字は、非常に達筆でした。
やすきよの年表を見ますと、やっさんの方は犯罪史のようでした。離婚とか、あれやこれやの問題とかも全て書かれてあったので・・・もう亡くなって「伝説」となっているからこそでしょうか、横山やすしという人は生き方そのものが芸だったのだからこそこのような破天荒な出来事が全て「記念」として残され展示されているのだと思いました。
実は私がこの「吉本笑店街」で見たかった物はこの横山やすしの遺品なのです。
ワシ、ホンマはやっさん好きでんねんっ!! (実際に関わり合いにはなりたくないけど!)
リアルタイムでやすきよが漫才をしていた頃のことはあまり記憶にないんです。横山やすしと言えば、「問題の多い人」という認識しかなかったのですが、やすきよの漫才をじっくり見る機会があったのは、バスの仕事を30歳過ぎて再開してからです。バスツアーなどでは帰りにお客さんが退屈しないように映画やビデオ流すんですね。著作権の問題かなんかわからんのやけど、わりと流すビデオって決まってますねん。ほんで「やすきよ」の漫才のビデオはネタを覚えてしまうほど何度も見ました。
やっさん、ホンマに「お笑い芸人」で、ホンマに面白い。きっとホンマもんの「天才」なんやろうと思う。喋りにめちゃめちゃリズム感があるし、何よりも「愛嬌」が素晴らしくある。
「愛嬌」って、仏教用語なんですって。もともとは「慈しみ敬う」という意味で、仏様の顔を形容した言葉らしい。
それはともかく、横山やすしという人物の「愛嬌」は比類がない。横山やすしの「愛嬌」は何にも汚されない童子のように清廉で、だからこそ生きにくく、「最後の破滅型芸人」となってしまったのかなぁと思いました。
「愛想」やなくって、「愛嬌」のある人間は愛され望まれる。
でもだからこそ、愛され望まれた清廉な童子のように愛嬌のある「やっさん」が、酒で早くに亡くなってしまったことや、暴力事件で漫才の道を早くに絶たれたことは惜しかったと思うんです。もっともっと人はその「愛嬌」を見たかったのだと思うのです。
横山やすしについては、元マネージャーの書いた「吉本興業女マネージャー奮戦記『そんなアホな!』」(著・大谷由里子)、「天才伝説 横山やすし」(著・小林信彦)が面白いです。元マネージャーが結婚した時に、「結婚祝いは目立つもんがええやろ」と、緑の冷蔵庫を贈ったというエピソードや、やすしと訣別せざるを得なかった西川きよしの苦悩と痛みも切ない。
あと、上記の写真は、その吉本笑店街で売ってたアホの坂田師匠の伝言メモです。妹さんの結婚披露宴のスピーチで、「ふつつかな妹ですが」と言うところを間違えて「ふしだらな妹ですが」とおっしゃったらしき坂田利夫師匠。
私もバスの仕事の時に、「おいしい甘海老」と言うところを間違えて「おそろしい甘海老」といってお客さんに大爆笑されたことがあります・・・疲れて舌がまわらんかってん。言い間違えたことに自分で気付かんかって、皆が何で笑うんかわからんで呆然としてましてん。
ほんで、今日、日曜日もミナミに行ってまいりました。
今日はね・・・今日はね・・・・用事があって大阪に出てきてたAV調教中の純情少女Nちゃん(彼女に関しては美少女調教シリーズ参照ね)とデェトしてたのっ!!!
ブログのタイトル「アダルトビデオ調教日記」を、「すごいタイトル」とかってよく言われるんですが、なんでこういうタイトルなのかはNちゃんのせいなのっ!
久々に会ったNちゃんは、やっぱり・・・可愛い・・・(Nちゃんと会うと私しゃ変なスイッチが入るよ)
恥ずかしがり屋の純情少女Nちゃん(こう書かれていることも彼女は知ってます)と昼飯食ってお茶しておりましたの。
いろんな話の流れから、趣味って持ってた方がいいよねぇみたいなことを喋ってる時に、こんなことを言われました。
N「でもエロ子さん(Nちゃんは私をこう呼ぶ)は、趣味ちゃんとあるよね! 履歴書には書けないけど」
私「私の趣味って、何やねんな」
N「アレだよ・・エロ子さんの趣味は・・アレ・・・」
私「私の趣味って、何やねん。履歴書に書けへん趣味って何か言うてみっ! エロ子さんの趣味は何かその口で言うてっ!」
N「い、言えないよっ!! 恥ずかしくて口に出せないよっ!」
私「今ここでその口で言うてっ!!」
N「絶対に言えないよっ!!」
と、見事に私の誘導尋問に引っかかりハンカチを顔にあてて赤面するNちゃん。そして私が「それが見たかったんだよ・・・その恥ずかしがって赤面する姿が・・・」と言うと、さすがに笑っておりましたが、最後まで「履歴書に書けないエロ子さんの趣味」が何なのか口には出してくれませんでした。
その後、ぶらぶらと法善寺横丁の水掛不動に2人でお参りをしてまいりました。Nちゃんと2人で「夫婦善哉」http://www.sato-restaurant-systems.co.jp/zen/index.html行きたかったんやけど、腹いっぱいやったから今回は断念。
♪昨日よりまた今日は〜別れ辛くなりそうよ〜戎橋法善寺〜どこも好きよ二人なら〜♪
ほんで、途中でNちゃんの彼氏Y君と合流したのです。Y君と私は元々仕事仲間だったのですが、私が前居た会社を辞めて以来、1年以上ぶりに再会いたしました。
そして、久々に会ったY君の第一声が・・・
Y「いつもNちゃんにエロビデオ送ってもらって、ありがとうございます」
と、頭を下げるY君。元々腰が低い人なのでございます。
N「あのね! 今日もエロいの貰ったんだよっ! 」(さっそく報告すんなよ)
私「Y君っ! 今日のはレズやから大丈夫!(何が大丈夫やねん)」
もともと調教はY君公認やので問題は無いのですが、いったいエロ子お姉さんは、Y君や他の元同僚達にどう思われているのかしら? うふん。別にええけどねっ!!
そして帰りは途中までY君の運転する車に乗せてもらいましたの。助手席にNちゃんが乗ってて、その後にお姉さんが乗ってたのですが、可愛い可愛いNちゃんとの別れを惜しむお姉さんが、ついついNちゃんの肩を後から撫でていると・・・
N「せ、セクハラされてるよっ! 後ろから触られてるよっ!」
Y「ちょっとっ!! 何してるんですかっ! Nちゃんにっ! やめてくださいよっ!」
と、Y君に怒られて、そのまま車を降ろされてしまいました。
いや、それは嘘です。その時ちょうど駅の近くやったから、降ろして貰ってバイバイしただけです。怒ってたのはホンマやろうけどっ!!
そんなエロ子お姉さんの週末でした。
Nちゃん・・やっぱり可愛い・・・好き・・・
例え彼氏がいても・・・かまわない・・・
しかし、ミナミ歩いてると、そこいらじゅうからお好み焼きやたこ焼きのソースの匂いが漂って身体に染み付くようです。阪神も優勝しそうな勢いやしねぇ。(まだわからんけど)
♪嬉しいはずでも何故だかこの胸痛んでくるの〜♪
私があんまりミナミに来ないのは、別れた男とよく会ってた場所やから無意識に避けてんのかもと、昨日1人で歩いてて気付きました。
永く生きるっちゅうことは、そういう場所が増えていくことなんやろうなぁ。ずっと永いこと忘れてた出来事とかを、ふと思い出したりもした。
いいことも、悪いことも、全て終わってしまったことやけど。
終わったことなのに、人の心というものは、ほんまにどうにもならん。
♪覚えておきます小さなことまで、あなたと過ごした〜大事な夜は〜♪
「大阪ラプソディ」http://utagoekissa.web.infoseek.co.jp/oosakarapsodhi.html