金玉&オケツの京都乙女旅

  団鬼六賞の賞金は死んでも全部貰うつもりの金玉夫人ですっ! お金大好きですっ!

 先日、両親に引き続き、遂に職場(バスガイド)のミーティングでもカミングアウトしちゃって、もうどうしようもない金玉夫人ですっ!!

 ペンネーム公表しちゃったから、検索してここに辿り着いている人もいるし、もう金玉とかザーメンとかアナルとかスカトロとかオナニーとか2度と書けないよね!


 嘘ですっ!


 さて、そんな金玉夫人の近状ですが、いろいろあるのですが、前回の続きからお話しましょうか。

 私、金玉夫人は、スキャトロ夫人ちくわ夫人と共に「夫人会」というものを営んでおります。営むというほどのことではなく、たまに集まって遊んだりしてるだけですが・・・。
 この「夫人会」には、スキャトロ、ちくわ以外にも、実は、お会いしたことはないんですがマイミクである「フェラチオ夫人」や、本人が激しく受け入れてくれないので詳細は書けませんが「クリトリス夫人」などもおります。

 そんな「夫人会」に、新しい仲間が加わりました!

 「夫人名」は、

オケツ夫人

 です!

 何故、「オケツ」なのか・・・それは彼女の本名に関わるとだけ言うておきましょう。決してアナルセックスが好きだから「オケツ」では無いということだけは、確かです。むしろ、アナルセックスは嫌いだと本人が言うておりました。実は私も嫌いです。

 さて、何故、そんな流れになったのかというと、先日、大阪在住の桜一菜ちゃんと京都デートをいたしましてね。桜一菜ちゃんは、元AV女優であり、中村淳彦さんのノンフィクション書籍「名前のない女たち」シリーズに、2度登場しております。「名前のない女たち」の映画の際に、大阪でトークをしたのが、桜ちゃんと、しじみちゃん(元・持田茜)でした。「元AV女優達が見た、名前のない女たち」というテーマで。そんで、京都での際のトークをしたのが、わたくしで、その前より友人を通じて、桜ちゃんとはメールのやり取りを初め、大阪でのトークの際に、初めてお会いしました。ちなみに桜ちゃんは、数年前に完全に引退して、今は普通に仕事をしております。

 ほんで、桜ちゃんが「京都のわらび餅が食べたーい」とか言うていたので、ほな、仕事が落ち着いたら行こうかというお話しになって、先日2人で京都デートをしたのです。

 その際に、何故かその「夫人会」の話になり、私が桜ちゃんに「オケツ夫人」と命名したのでありました。

 そんな金玉とオケツですが、その日は、河原町で待ち合わせして、祇園を歩いて、円山公園に向かいました。
 まず、浄土宗の総本山、知恩院へ。
 映画「ラストサムライ」のロケ地ともなった、日本一の山門をくぐります。

 その後、明治時代の煙草王・村井吉兵衛の別荘を利用した喫茶&レストランの「長楽館」へ。命名は、初代総理大臣・伊藤博文
 結婚式も出来る、ゴージャスな洋館で、なんともロマンチックなバラの生クリームを浮かせたウィンナー珈琲を頂きました。






 う〜ん・・・金玉とオケツったら、乙女っ!!

 この長楽館のトイレが、ステンドガラス、大きな姿見、暖炉と、えらいゴージャズなんですが、それを見て感嘆として、

「ここに住みたい・・・」


 とかヌかし始めるオケツ夫人・・・


 さすがよ! オケツ! トイレに住みたがるなんて、その名に恥じないわっ!


 金玉はトイレに住む趣味は無いので、トイレにうっとりするオケツを引っ張って、本日の目的である「京都のわらび餅」へ。

 オケツを連れていったのは、八坂法観寺の近くにある「文の助茶屋」です。私は、ここのわらび餅が一番美味しいと思う。
 ぷるんぷるんのわらび餅を2人でいただく。

 ぷるんぷるん〜
 ぷるんぷるん〜
 


 思えば、この時、オケツの「ぷるんぷるん」は始まっていたのだった・・・

 二年坂、三年坂、清水寺の参道を歩く金玉&オケツ。
 そして日が暮れてきたので、四条河原町に移動し、NINJA KYOTOへ・・・

 このお店は、以前友人と来たことがあるのですが、いきなり店頭で、くのいちに、

「姫! ご案内いたします!」

 と洞窟のような迷宮を案内され、奇妙奇天烈な料理をいただき、忍者に忍術を披露されるという、アトラクション型レストランなのである。
 そして、この日も、不思議な料理を味わい、忍者に忍術を見せて貰い、最後は、

「姫君! ご出陣っ!」 

 と見送られたのだった。

 その後、四条木屋町にある喫茶「ソワレ」へ。
 画家・東郷青児歌人吉井勇もまどろんだ、BGMの無いブルーの照明のこのお店で、2人で鮮やかなゼリーポンチを食べる。


 透明で、色とりどりのゼリーが、炭酸水の中で、揺られている。



 それを見て、


 「ゼリーの中に入りたい・・・」


 とヌかし始めるオケツ夫人・・・


 「入れるもんなら入ってみやがれっ!」 

 と、言い放つ、金玉夫人。


 金玉のあまりにもキツい物の言い方に、オケツは頭が崩壊し、その後、


「ぷるんぷるん〜ぷるんぷるん〜ゼリーの中に入りたい〜ぷるんぷるん〜」


 としか言わなくなってしまいました。(名前のない女たち・完)
 

 いや、それは冗談だけど。

 木屋町が見える席で、ブルーの照明の下で揺れるゼリーは、現世を忘れさせてくれそうな美しさでした。

 金玉とオケツったら、乙女っ!! 

 このお店で、「ゼリーポンチ」を、「ゼリーチンポ」と、私が注文しようとしたことは、内緒である。

 お寺や神社が多い古都なのだけれども、私は、京都ほど「乙女遊び」が出来る街を知らない。


 そんな金玉&オケツの、12月の乙女旅。



 先日は、ある飲み会に顔を出したら、12月ということで、忠臣蔵の話題になった。時は師走、か。
 毎度のことながら、この時期はバタバタしていて、季節に浸る暇も無いのが、勿体ない。
 もっと12月を楽しめたならば。
 んにゃ、まだまだこれから、か。