夫人たちの夏
金玉夫人です。
最近、自分の中で「夫人ブーム」です。気がすむませやらせてください。お付き合いくださった方、ありがとうございます。
金玉夫人の仲間が、続々増えています。「スキャトロ夫人」(本当はスカトロなのだけれども、あまりにもなので貴族っぽくスキャトロと呼んでます)「ちくわ夫人」など。あと、最近「尺八夫人」も仲間入りしました。
金玉夫人は、今日の午前中は洗濯夫人でした。お昼は素麺夫人です。水分ちょくちょくとるので放尿夫人でもあります。
そんな金玉夫人の、ここ最近のあれこれ。
☆8月某日 心霊スポットめぐり
金玉夫人は、夕方から京都駅八条口のバス駐車場付近をうろついていると、やっぱり知ってる運転手さんを見かけました。声はかけなかったけれど。
金玉夫人の今日の目的は、客としてバスツアーに参加することですの。ほっほっほ・・・上品で知的な金玉夫人のバスツアーの行き先は・・・・京都の心霊スポットめぐり・・・
京都の心霊スポットをめぐり、車内等では怪談師の方の怪談を聞くというこのツアー、先日、バスガイドの同僚達に「こういうツアー行くねん」と話したところ、ものすごく嫌な顔されて、「何か連れて帰ってきそうだから、しばらく会いたくない」と言われてしまいました。
ちなみに、わたくしですね。何か感じたことも見たことも一切ございません。別に見たくもないんですが。
まず最初に下御霊神社へ。ここは怨念がおんねん・・・ごめんなさい・・・。この京都の地に纏わる「祟り神」を祭った神社です。その後、これは有名ですね、深泥池(みどろがいけ)へ。
まだ明るくて雰囲気が出ない・・・
この深泥池で有名なのは、タクシーの話。女性客を乗せたタクシーが深泥池に向かい、目的地について振り向いたら女性の姿は無く、座席が濡れていたと・・・あたし、じゅん、としちゃって・・(違うって)。
そして京都の夜景が見える将軍塚へ。
週末で、カップルばっかりね・・・
女1人参加で心霊スポット巡りのツアーバスに乗る金玉夫人・・・カップルえらいいちゃいちゃしてたのおりましたわっ! ケッ! 化けて出てやるっ!
こちらにはやたらと猫がいました。
捨てに来る人がいるのかな?
写真がブレてこんなんなっちゃった。
こちらは首無しライダーの話とか有名ですね。近くに火葬場もあり、また昔は鳥辺野という死体が葬られている場所でもありました。東山トンネルの怪異話は、ちょくちょく耳にします。
東山トンネルを出て、京都駅に向かいました。
そういえば、今回のツアーは「お清めの塩」と「怪談弁当・深泥池」付きでした。怪談弁当は、ごはんが黒で、唐揚げが青で、コロッケが紫で・・・これが泥をイメージした鰹ダシ味の寒天の下に入っているのです。この弁当はウケたし、なかなか美味しかったです。京都駅とかで売ってくれたらええのに。お弁当は、大将軍の妖怪商店街で妖怪ラーメンを作っておられるお食事処いのうえさんの制作らしいですよ。
そして、今回のバスツアー、遂に金玉夫人は霊体験をしたのかっ!?
相変わらず、何も見えず、何も感じずでした。
見えなくていいけど。見えない方が平和じゃないか。
この前、思いましたけど、幽霊ってストーカーのメンヘラですよね。相当な粘着の。そうじゃない幽霊って、あんまり怖くないし。例えば雨月物語の怖さなんかは、その「執着」の怖さです。もし怖い話を書くことがあれば、自身の中のストーカー気質とメンヘラ気質を全開して書くのだな、と気づいた次第であります。
自分が霊見ないから。
あたしにとりついてる「男運悪い」悪霊の方が強いから見えないのかもねっ!
☆8月某日 うめこわーっ!
大阪梅田で、友人の「スキャトロ夫人」と待ち合わせてHEPで開催されている楳図かずお恐怖マンガ展「うめこわー」へ。
楳図かずお先生といえば・・・少女時代のトラウマですよ。「洗礼」が、どれだけ怖かったことか・・・。そんな恐怖のマンガ展へ・・・
入ると右手に「ペンライトで照らしてください」と書かれたコーナーが。暗闇の中をペンライトで照らすと・・・・きゃーっ! 「赤ん坊少女」のタマミちゃんがっーーーっ! リアルなタマミちゃん怖いっーーっ!
他にも様々な作品に関する展示が。「洗礼」「おろち」「赤ん坊少女」などの少女マンガだけではなく、「わたしは真悟」「漂流教室」「神の左手悪魔の右手」などのコーナーも・・・もちろんまことちゃんもっ!
絵が凄くってね・・・もうグロテスクで、キュートでポップで、楳図ワールド、怖すぎて笑ってしまいました。恐怖って、突き抜けると笑いになります。
そして写真家の蜷川実花さんが撮影された楳図かずお先生のご自宅の写真も展示されていたんですが、これが素晴らしい!
玄関の鉄の門が「グワシ!」なんですよ! 2階のベランダにはまことちゃんいるし! 屋根裏部屋には、スポーツバッグに入ったタマミちゃんがいるし!
天才とは、こういう突き抜けた人のことを言うのだな、とスキャトロ夫人と共に感動しておりました。
ちなみにスキャトロ夫人は、よく「楳図かずおのマンガに出てくる女の顔」と言われるそうで、私もそう思うし、以前明石家さんまさんにもそう言われたことがあるそうです。それで思い出したんだけど、皇太子さんが結婚された時に、知人が雅子さんのことを「永井豪のマンガの女の人みたいな顔」と言ってて、深く頷きました。
楳図作品、読み直したい・・・・。
グッズのコーナーも面白かったです。
カンバッヂが数種類あったのですが、一番人気は、「赤ん坊少女」のタマミちゃんだとか。
ケケケケケケケ・・・・・「赤ん坊少女」は、怖いというより切ない話ですね。
あら、私とスキャトロ夫人の携帯には、何故か「へび女」がとりついていました。気にしないでください。お盆に帰省したときに、甥や姪がこれ見つけてトラウマ与えたらどうしよう・・・
楳図かずお恐怖マンガ展、今月15日まで開催されているそうです。
ケケケケケケケケケ・・・
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☆8月某日 ワインバーでエロ話をする夫人達
さて、スキャトロ夫人とその後、阪急電車にて京都に移動いたしました。目指すは、しばらくの謹慎の後に復帰されたタレントの北野誠さんプロデュースのワインバー・テラです。ここで、もう1人「ちくわ夫人」と合流予定です。ちなみに、3人とも「夫人」とか言ってますけど、バリバリ独身婚歴無しですので。
先日、私が心霊スポット巡りをしていた頃に、スキャトロ夫人と、ちくわ夫人は大阪で開かれた北野誠さんの心霊体験DVD「お前ら行くな。」発売イベントの怪談ライブに行っていたのです。
真夏の週末の行き先が、心霊スポットめぐりか怪談ライブの三十路独身彼氏無し女達・・・
そういう経緯があり、ちくわ夫人より、最近、北野さんが京都の三条河原町にワインバーをオープンされたので、3人で行きませんか? とのお誘いを受けた次第です。
私とスキャトロ夫人が河原町通りを歩いていると、いきなり店頭で北野誠さんが開店準備をされてるじゃあありませんかっ! スキャトロ夫人は先日のイベントで顔を合わせているので、ご挨拶をして、そのままお店へ。すぐに、ちくわ夫人が合流して、お勧めのワイン、料理を注文します。
その時、お店には私達だけだったこともあるんですが、なんと、北野誠さん自らがワインをついてくださいました。注文を聞いて下さったり、料理を運んで下さったり・・お客さんが増えてきても、どのお客様の席にも満遍なく足を運んでおられて、お喋りをされて見事なホストっぷりでした。サービスって、こういうことだなぁー。
私らの席にも来ていただき、いつもの如くエロ話をしていたので、有名タレントをエロワールドに巻き込もうとする金玉、スキャトロ、ちくわの三十路独身三夫人達・・・
そして、この店、ホントに料理が安くて美味しい! ワインも美味しくて、3人でボトル3本開けるわ、北野誠さんに呆れられるぐらいの食いっぷりで長時間居座って、4千円しませんでした・・・。
北野さんのお母さまが漬けられたお漬物(これが¥150!)も頂きました。
京都三条河原町だけではなく、関西各地にあるみたいです。ホンマに安いし料理が美味しかった・・・ビックリした。上品なお店で、「代々木忠監督の作品はねっ!」とか熱く語ってたバカ金玉が1人いてごめんなさい。グラス割っちゃったし・・・
小学生の頃より、ファンだったという、ちくわ夫人と、北野誠さん。
本日と明日も、三条河原町店に来られるそうです。北野誠さんのツイッターで、来店日などご確認ください。お店の場所やらについては、こちらです。
10月半ばになれば、秋の観光シーズンでバス仕事に没頭します。2ヵ月はプライベートな予定は入れない。だから仕事関係者以外の人とも会えないので、毎年それが結構ストレスだ。そんなわけで、それまでにいろんな人に会っておきたい。年々、会う人の幅が、ネズミ講方式で広がっているので退屈はしない。
人生の中で、もしかしたら、今が一番おもしろいかもしれないと最近思う、そんな夏。
ケケケケケケケケ・・・・ねぇ、タマミちゃん・・・