仕事の愚痴などを
ふと思いついて、twitterでもつぶやいてみたのですが、こんなイベントどうかしら?
題して、「ダメ男・ダメ恋愛百物語」。
女がそれぞれ目の前に蝋燭を立てて火を灯し、「私はこんなダメな男と関わってきました・・・」と、話を披露し、披露し終わると、目の前の蝋燭の火を吹き消すのです。
その場にいる女達が、話を終え、最後の蝋燭の火が消された時に、闇の中に現れるのは、白馬に乗った王子様・・・んな筈はなくて、次のうち誰でしょう?
?玉置浩二
?羽賀研二
?押尾学
きゃーっ!! 怖いーーっ!!
ちなみに私の持ちネタは、「自分のち○この複製を30万円で売らせようとした男」「嫉妬させる為に、女に睡眠薬を嗅がされて犯されたとメールで自作自演する男」「恋人を毎朝セックスで絶叫させ失神させ、そしてその恋人に弁当を作って貰っていると自慢する男」「肉体関係を持つ前に、精液のついたティッシュを郵送してきた男」とか、いろいろあるよ!
友達のネタなら、「処女に指マンして出血させて手術→入院させた男」とか!
ってな企画、どないでしょうか?
そんな話が百も集まったら、霊というか、絶対変なモン集まってくるよね。
それはともかく、まだまだ修学旅行シーズンなのですが、ちょいと愚痴を一つ。
修学旅行生は、皆が皆じゃないけれど、話を聞かない。いや、大体、クラスに数人は熱心に聞いてる子もいるんだけど、中学生ぐらいになるとトランプしたり騒いだりするグループが必ずいて、そしてほとんどの先生が今はもうそれを注意もしない。
そら、お寺や歴史の話に興味が無いのもわかってる。私かて学生の時にそうやった。
暑い中に、外を歩き回らされて疲れてしんどいのはわかっている。
大人を完全に舐めきってる子もたくさんいて、先生や私の言うことを聞かないどころか茶化したりもする。
子供が大人を舐めている場面を度々目にするのは、精神衛生上よくない。暗ぁーい気持ちになりそうになる。でも慣れた。
お寺を見学してまわっている時に、「暑いー」「疲れたー」「もうホテル入りたいー」と後ろでぐちゃぐちゃ言われるのも、慣れた。
騒いでる車内で、誰もが寝ている車内で、一人で喋り続けるのも慣れた。
だって、これは「修学旅行」で、私の仕事はガイドだから。話を聞かれないからといって、マイクを置くわけにはいかない。
心を「石」にして、とにかく笑顔で喋り続けるのも慣れた。
プロだから。
仕事だから。
ベテランの先輩達も皆修学旅行の仕事は嫌がるし、若い同僚達も「修学旅行ばっか言ってたら仕事辞めたくなる」と言っている。
話を聞かず、騒がれ、茶化され、バスの中を無茶苦茶にされ、暑い中歩き回る。時には挨拶しても無視される。
それが修学旅行。
そりゃ、みんながみんなじゃないけれど、そういうのが多いのが現実。
先生は、怒らない。
きっと、怒ることができないんだろう。
いや、たまに怒る先生もいるけど。
怒っても子供はきかない。
この前なんか、あるお寺でお坊さんが法話の最中に、生徒に怒鳴った。
態度が悪かったからだ。
「お前らなぁ、俺は遊びでやっとんちゃうねんぞ! 何やその態度は!」
と。
全くそのとおりだ。学校がお寺にお願いしてお話をして貰っているのだ。
内心、「坊さんがんばれ!」と喝采した。
慣れたけど。
仕事だから、仕方ないけど。
この前、ホテルを出発して、まだ私が挨拶もしていないのに、生徒がトランプを始めた。それは、ま、いつものことだけど、最前列で先生までが一緒になってやり始めたのは呆れた。やるなら、後ろでやってくれ。目の前で、先生にトランプされて、延々喋り続ける私の身にもなってくれ。
だけど、きっとこの先生は、普段そうされてるんだろうなぁ。教室で、先生の話を誰も聞かず、だけど仕事だから授業をこなさないといけなくて。無視されても、淡々と喋らないといけなくて。
だから、この先生は、それが当たり前になって。
バスガイドの目の前で、生徒とトランプをしても平気なのだ。「人の話を聞かない」ことも当たり前になっているのだ。
繰り返すが、もちろん、そんな先生、生徒ばっかりじゃない。感動するような、生徒思いの良い先生もいる。
「ゲームは、どこでも出来ます。生徒が楽しみにしているので説明お願いします」と言う先生もいる。
そんなに興味が無くて嫌なら、寺とかに来るな、と言いたくなる。しかし「教科書に出てるから」修学旅行のコースにお寺は組み込まれている。
修学旅行は勉強だから、バスガイドが喋っている。
だけど。
たいてい、一つのクラスに、最低でも一人は、歴史好きな子とか、興味を持っている子がいて、熱心に聴いている子もいるので、それが救いではあるのだが。
なんなんだろうなぁ。
どうして、子供たちは、大人をバカにして、悪くふるまうのが「カッコいい」と思っているんだろうなぁ。
それは、自分達もそういう傾向があったから、「今の子」云々ではないのだけれど、昔と今と変わったことは、「先生」の力が明らかに弱くなっていること。
それは、話を聞いてたら、そうならざるを得ないところもあるんだけど、それでも、大人をバカにした子供と、バカにされることに慣れて、生徒と馴れ合うか無視するか、つまりは「放棄」している先生達を見続けるのは、うんざりする。
あるバス会社では、1年に20人近くのバスガイドが退職した。違う会社でも、それぐらい辞めていった。辞めた娘の殆どは、バスガイドではない違う職業に就いている。
大人でも嫌な客は多い。
酔っ払いや傲岸不遜な輩。
だけど、修学旅行の仕事の重さとは種類が違う。
うんざりする「未来」を見てしまうからだろうか。