桜の季節に生まれたのだった

hankinren2010-04-15



 最近、毎日花見をしています! 仕事です! 

「毎日綺麗な桜が見られていいねー」と言われて、「仕事だよ!」と言い返したくもなりますが、事実、見事な桜を連日見せていただいておりました。

 写真は、平安神宮の枝垂れ桜。お客さん感動しまくりでした。

 京都やら大阪やら奈良やら滋賀やら岐阜やらを巡っております。 仕事です!

 花は綺麗だが、人混み凄いよ!
 今年は吉野山は3回行った。お昼はいつも柿の葉寿司。

 寿司といえば、仕事で食べたお弁当で、具が桜海老だけのちらし寿司が美味しかった。
 何で色をつけたのかわからんけど、ピンクだった。


 そんなわけで、パソコンの前でゆっくりも座れないので、主にツイッターで携帯などから呟きまくりです。ツイッターは古いのが消えるので、仕事のことなども呟きまくり。

 連日仕事やらで人と接して思う事はいろいろあれど。
 そろそろ、桜は散り行くのだ。

 そんな花見仕事の中に、ひっそりと誕生日を迎えました。
 誕生日は雨で、吉野山におりました。
 昼は柿の葉寿司で、夕方は某ドライブインのおでん。

 友達から「独りの誕生日はどう過ごしてるの?」とメールが来ましたが、
 独りじゃないから! お客さんも運転手さんも一緒だから!



 誕生日に、吉野山で桜を見てて、今更ながら初めて気付いた。
 桜の季節に生まれたことを。

 こんな長生きするとは思わなかったなぁ。
 って、お前、幾つだって話ですが。

 20代の頃は、「30歳までに死のう」と思ってたので、生きながらえているのですよ、これでも。
 そんなことを考えていたので、30歳過ぎてからどうするかとか、未来の展望とか、何も無くて。目標とか夢とかを聞かれる度に、「無い」と答えていた。
 
 今は例えば「○○になりたい」とか「○○と会いたい」とか、そういうものはあるけれど、それらは全て手段に過ぎなくて。
 何の手段なのか。幸せになるための手段。じゃあ幸せって、なんなんだ。それもわからない。わかんないよ。考えたくもない、今は。考えたくないのは、考えると寂しくなるからだ。

 とりあえず、30歳までに死ぬ筈だった、私。30歳までに死ななきゃいけない、お前のようなクズはと思い込んでいた、私。生きていくために、たくさん悪いことや、いけないことをしてきた、私。そうしないと生きていけなかった私。だから、生きていくために、いろんなものを犠牲にしてきたかもしれない、私。汚れた私、心の黒い私、うんざりするほど自分勝手な私。傲慢と卑屈の間をゆらゆらゆれ動いている私。
 生きながらえて、おめでとうなのか、残念でしたなのか、未だにわからないけれども、とりあえず、今、生きている桜の季節に生まれた私。
 おめでとう。


 愛してると、おめでとうと、言ってください。

 クソのようなドロのような自分を飼い馴らそうとしながらバカにされて侮蔑嘲笑されたりもしながら、なんとか、必死にここまで生き延びてきたのだから。