208 SHOWCASE


 昨日、こんなことしてきました。

 魁! 真夏の納涼アダルトビデオ塾!


 え? そういうことは事前に「お越し下さい!」って告知するもんじゃないかって? まあそうなんだけどさ。
 今回、キャパがあまり大きくなく、ホームパーティっぽい集いですし、それに私のことをあまりよく知らない人に来て欲しかったんでブログで告知しませんでしたのん。ちなみに上記の写真は、部屋で撮ったのよ。AV等並べて。友達に、「まさかこの花も、こういう使われ方されるとは思ってもみないだろう」と言われたけどよ。
 イベントのBGMは、野坂昭如先生。
 男と女の間には〜♪
 

 で。

 おもしろかったです。女子率高かったし!
 それに思いがけず、いろんな方に来ていただいて嬉しかったです。ありがとうございます。LOVEっす。
 
 バスガイド仕事の時も実はそうなんですが、行き当たりばったりで実は何も考えてなんとかなるやろと、緊張もせずに(しろよ)喋ってました。

 ちなみに、「本日のパスタ」は、ザーメンをイメージした、ヨーグルトパスタでした。アボガドとトマト入り、美味しかったです。松茸と牡蠣で、「チ○コとマ○コ」ってのはどうだろう? とかも思いましたが、2つとも今季節やないし。あ、ザーメンをイメージとかは私が勝手に言ってるだけです、昨日美味しく食べた方達ごめんなさい。作り方は208の主催者の岩淵さんのブログに。

 内容ですが、自分がどんなきっかけでAVを観て、ハマって今に至るのかという話なので、前半は代々木忠監督、後半は平野勝之監督について作品を紹介しながら話しました。AVに対しての自分の考えとか。


 今回のイベントで思ったこと。

 私の中には、どマゾな女と、サディスティックなオヤジが同居していて、そのサドオヤジが平野さんに深く共感している。サドにしろ、マゾにしろ、どっちも過剰。周りの女達は口を揃えて「あなたはサド!」と言うけどね。性癖はマゾで性格はサドなのか。

 どっちにしろ、平野さんのことが好きだ。愛と言っていい程に。

 平野さんステキー!

  でもね。昨年東京でお逢いした時に、二村ヒトシ監督が、私に「平野さんのウンコ食える?」って聞くから、勢いで「食える!」って言っちゃったんですよ。
 あとで思うと、平野監督の場合、シャレにならない。
 ウンコ食うのは無理です。


 イベントの最中や後に、感想を聞いたりして、こちらもいろいろ勉強になりました。真剣にこういうことを語り合う機会も無いので、そういう機会がまた持てたらなぁ、と思いましたよ。



 普段、忘れてしまって、麻痺しているけれども、やはり「男の性欲」は暴力的で怖いものだ。力云々よりも、理解できない、理屈じゃないものだ。女の性欲と男の性欲は、形は違うと私は思っている。
 射精する身体と、しない身体。違って当たり前。
 AVは「男の性欲」の為に作られているものだから、それを女が嫌悪することがあるのは当然で、それは怖いものだということ、そのことは、自分が女であるからこそ絶対に忘れてはいけないことで、だからこそこういう機会があってもいい。

 私はAVのジャンルの中のレイプもスカトロも痴漢も全然平気で、、、というか、それで興奮する。それを喜んでいるのは、自分の中の「マゾ女」か、「サド男」か、どちらにせよ、変態だと言われても否定できない。

 AV観てると、いろんなことが麻痺してくる。
 麻痺しちゃいけないことが。
 例えば「AV女優」は、自分と同じ「女」であることとか。
 性を売ることの怖さとか、失うものとか、デメリットとか。
 上記のように、男の性欲は暴力的で怖いものだとか。

 昔は、もの凄く「男の性欲」が怖かったし、男自体も怖かった。好かれたいけれども、怖かった。20代の頃は、周りの誰よりも、怖かったんやないかな。20代の頃は、1人の男しか知らなかったし、しかも彼は私に性欲を感じず、私の性欲を利用していた。
 男を知らなかったから、怖かったのだろうか。
 いや、違う。
 結局、一つのモノの見方が変わるだけの話で、ある時から私は男の性欲が怖くなくなった。男を怖がることも無くなった。軽蔑し始めたのだ。今まで何でこんな生き物に脅えていたのだろうと思った。だけど男を軽蔑するということは、男に絶望をするということで、あまり幸せなことではない。
 それからまた、いろいろあって、別れても相手を軽蔑しない幸福な恋愛もしたおかげで、今はそこまで絶望はしていない。

 言っちゃなんだが、私の周りの男達は、優しいし、信用できる大人の男達だ。この「優しい」というのは、媚の優しさじゃない種類のモノ。何で周りの男達が皆そうかといえば、そういう人としか付き合いたくないからだけど。そしてだいたい、そういう優しい男は、パートナーがいるので、恋愛じゃないからこそ、優しいのだろう。そのへんは、ちょいと口惜しいけどよ。
 一番私に優しいのは、ゲイの親友だ。

 
 だけど、やっぱ男の性欲は怖いもんだ。
 だからこそ、現実の関係の中には、「愛情」が必要なんだって。

 と、そんなことを、思いました。

 麻痺してるけど、たまに思い出そう、そういうことを。
 そうじゃないと、AVに関していろいろモノ書いちゃいけない。
 男の性欲の怖さと、女の傷を。


 だから、AVは好きだけど、信者が教祖を讃えるようなAV礼賛は出来ないし、したくないし、するヤツは気持ち悪い。


 それにしても208の私のプロフィール・・・
  そこまで露悪的にならんんでも。男遍歴を公のプロフィールに書かなくても。
  と、言いつつ、自分が書いた。露悪的になるのも、マゾだからか。ま、単純に「ウケたらええなぁ」という芸人根性なんです。



 とか、いろいろ。
 面白かったです。
 208の皆様、わざわざクソ暑い中、来ていただいた皆さん、ありがとうございました!


 イベント始まる直前に、妹から甥の可愛い写真が送られてきたのが切なかったです。
 甥・・甥・・オバちゃんはこれからね・・・・
 

 208を知ったのは、ライター田中課長(女)のお誘いなのですが、彼女と知り合うきっかけとなったのは、このAVレビュー記事です。
 ちなみにゲイの親友T君は、「田中かちょう」を、「田中花鳥」だと思っていたらしい。美しい・・・
 


 今回のイベントのテキスト、代々木監督については今までブログで書いた記事を縮めたりしたモノなんですが、平野勝之監督については、新たに書きましたので、それは明日か明後日UPします。


 そして、今日は朝から滋賀県高月町の観音まつりに行ってきて、朝から23ヶ所の仏像を拝んできました。


 おばあちゃん達に、


「若いのに、感心な方ねー」


 と、褒められて、お菓子貰ったり飴貰ったり。



 すいません、マニアなだけなんです。
 しかも昨夜、AVのトークイベントとかしてきた女なんです・・・


 観音まつりに関しても、後日、書きます、多分。





 そんな激しい週末。
 明日は勿論お仕事よ。