世は無常
しつこいようだが、また阿修羅ネタだぞ!
芸術新潮の3月号の特集は阿修羅だぞ!
いろんなアングルで撮られた阿修羅や、様々な写真家達の阿修羅フォトとか載ってて良かったですよ!
それはともかく、この日記にもたまに登場する、英語&スペイン語堪能で、ミスコン出場歴もあり、サトエリと同じスリーサイズの友達が、東京マラソンに出場しておりました。
私に会う時は、網タイツとハイヒールとミニスカ、胸元の開いた服を着てサービスしてくれる、いい人です。
海外に仕事で行く度に、その地域の民族衣装を着て写真を撮ってきてくれます。
インドのサリーも良かったが、ベトナムのアオザイも良かったでぇ・・・
「安田美沙子には負けへんわぁ!」
と、言っておったが、無事に勝ったようです。
勿論、向こうは彼女をしらへんし、一方的な勝負だったが。
ところで、今年は桜が早いそうな。
はっきり言って困るっぴょーん!
桜が早く咲いたら、早く散りますやん。
ほな、ワテら、桜が散った頃に、「満開の桜ツアー」とか案内せなあきまへんねん。
紅葉の季節でも桜も季節でも、まだ咲いていない、色づいていない頃、あるいはもう時期が終わった頃にも旅行に来るお客さんはいはります。
そらそうでんがな。
ツアーの募集なんかは、早いとこしますさかい、その時点ではいつが見ごろとかわかりまへんねん。
で、散った桜や、紅葉を見ながらても、まさか遠くから安くはないお金を払ってきたお客さんに、
「残念ですねー、タイミング外しましたねー」
とは、言えませんやん。
こういう時は、どういうのか。
私が、よくつかう言葉、、
「散った桜に、世の無常を感じますね」
って・・・・
いろいろ便利な言葉です。
「世の無常」
って。
あと、景色の良い、山のドライブウェイとかありまんがな。
ああいうところで、天気が悪くて曇ってて景色が全然見えへん時は、こういいますねん。
「雲が山に棚引いて、水墨画のような幻想的な光景ですね」
って。
ところで、桜の名所というと、いろいろありますが、私が今まで一番、すごいなぁと思ったのは、奈良の吉野山です。
吉野は、山全体が桜の名所だからね。
あと、桜の時期に行ったことはないのですが、きっとここは咲いたら見事だろうと思ったのが、滋賀県、琵琶湖沿いの、海津大崎。
「日本のさくら百選」にも選ばれております。
世の無常ですねー
と、言いたかないが、言わなあかんっぽいなぁ・・・今年は。
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☆ここから、補足した記事☆
世は不況
↑
さっき書いた記事の、ちょいと続きのような話。
「世の無常ですねー」
という言葉は便利だーと書きましたが、今、もっと便利な言葉があります。
これです。
「世は不況ですねー」
と。
クビを切られたのも、収入が減ったのも何でも不況のせいにしちゃおうぜっ!
俺は悪くないぜっ! 世の中のせいだぜっ!
と。
今週、いや、先週だかの週刊文春の伊藤理佐さんのページが面白かったです。(いつも面白いんだが)
手元に文春が無いんで、台詞正確じゃないと思うんだが、こんな感じ。
後ろ姿の伊藤理佐さんが、
「別の雑誌の連載、人気が無くて切られそうなんだけど、不況のせいかなー」
と言って、そこで「オットの人」が、
「理佐さん、あなた自分で答え言ってますよ」
と、突っ込む。
そして、
「何でも不況のせいにしちゃあいけません」
と書いてある。
わたくしは、バァ酢ガイド(こんな変換された)の仕事が暇なオフシーズンん時は、社長秘所業務をしておりまして(字の間違いわざと)、会社はどんな仕事をしているのかというと、人材派遣のようなことです(正確にいうと派遣ではないのだが形はほぼ派遣)。
全体的な仕事は年々、見事に減っておりますが、それでも仕事が多い人、年々仕事が増えている人というのはいます。
どういう人か。
答えは簡単、商品価値の高い人。
企業に、依頼されて人材を派遣する場合、当たり前の話ですが、付加価値の無い人、評判の良くない人などより、いろんな意味で「商品価値の高い人」を派遣した方が、クライアントに利益を与えるわけです。
すんごく当たり前の話ですが。
これは、人材派遣というビジネスだから。
ある、会社が人材を欲しがっているとしましょう。
候補が何人かいるとします。
そしたら、やはり「仕事を休まない人」「遅刻しない人」(当たり前の話ですが)そして、付加価値のある人の方が、その会社に利益を齎します。
付加価値というのは、キャリアであったり、資格であったり、その人が「出来ること」が多くて、クライアントに利益を齎すであろう人です。
私は、昔、いろんな派遣会社に登録したけれど、ことごとく仕事が貰えなかった。
何故か。
事務経験も無いし、なんと言ってもパソコンが触れなかったから。
そら事務も何にも出来ませんわな。今の若い人はパソコンを当たり前に学校などを通じて触れるだろうけれど、私達の世代はそうじゃないし、私より上の世代なんて、更に、だ。
私が今関わっている派遣の業種も、事務職では無いけれども、やはりクライアントが要求するのは、それなりの能力のある人。
仕事のニーズに合わせて、いろんな付加価値を持つ人。
そして派遣する側としては、「仕事を選ばない人」「どんな仕事でもこなす人」つまりは、器用な人の方が派遣しやすい。
いちいち仕事に文句言って、あれが嫌だこれが嫌だと言う人に、数多くの仕事がまわるわけがない。しかしそう言って文句が多い人に限って、「仕事が少ない」と怒るんですけどね。
不況で確かに仕事は少なくなってはいるが、残る人間は残る。
どんな人間が残るか、それは必要とされている能力を持つ人間。
そして何よりも柔軟性がある人間。
不況だからこそ、生き残る術を探さなければいけない。
生き残りたいのであれば、ですけど。
ただ、働いて税金を払ってる身としては、生き残ることを放棄した人に自分達の税金が使われることは、いい気分がしないのが本音だ。
金稼ぐことって、楽じゃないし、そっから税金持っていかれるのって、毎度毎度泣きたくなるんだから。