雑誌雑記


 クリトリス・・・じゃなくってクリスマス(しつこいっちゅうねん)近づいているから、癌薔薇らなくっちゃね! (頑張らなくっちゃと打ったらこんな変換されました)と、聖者の誕生日に向けて活動する元気もなく地味に生きております。毎年この時期は秋の疲労がドッと押し寄せて雑務に追われてヘロヘロで気がつけば年末。そうは見えないやろうけど疲れてまんねん。社長秘所業もお歳暮やら年賀状やら挨拶周りやら来年の準備やらで忙しいですねん。と、言いつつも、観光シーズンは落ち着いておりますので、読書はボチボチしております。って、雑誌やけど・・・・


 今月も「DMM DVD」に歴史エロコラム「アダルトビデオ調教日記」書かせていただいております。今回は奈良時代を揺るがした弓削道鏡事件について書いてます。って、要するに「巨根」について書いてますねんっ! 読み返すと、私の「巨根信仰」「セックスに自信のある男」に対する憎悪が滲み出ている文章になっております。男性読者主体の雑誌なのにねぇ・・・。

 えっ? 藩金蓮さん、何か「巨根自慢男」「セックスに自信のある男」にトラウマあるのかって?



 うん。

 あるよ。


 だいきらい。
 





 そう言えば、先日知人男性に、


「男も女もセックスの最中に『気持ちいい?』って聞かれたら気持ち良くなくても『うん。気持ちいい』って答えるよ。『俺のってデカい?』って聞かれたら内心べつにーって思ってても『うん、大きい』って答えるしよ。だって、そんな時に正直に、あんまり気持ちよくないとか、あんたが思ってるほどデカくねぇし、もしくはデカい方かもしれねーけど、あんまり良くないとか言えないやん。傷つけるし、逆上されてもめんどくさいしー」


 と、言うと、「傷つくなぁ・・・」と、しょげられてしまいました。




 ごめん。





 毎月購入している「ビデオメイトDX」というAV情報誌があります。1月号に「エスワン4周年特集」ということで、エスワン出演女優の名簿が掲載されて、それぞれの乳サイズも載ってるんですね。お前忙しいとか疲労してるとか言いながら何してんだよと言われそうですが、ついついその乳サイズの統計をとってしまいました。結果は、


Acup 0人
Bcup 11人
Ccup 19人
Dcup 30人
Ecup 29人
Fcup 21人
Gcup 17人
Hcup 11人
Jcup 1人
Icup 4人
Kcup 1人
(ちなみにKカップ青木りん




 でした。
 この統計を見て思ったのは、世の中、「」の地位は上ってきてるのではないか、と。Acupが0人で、Hcupが11人でっせ。
 ワシらが子供の頃のアイドルや女優って、皆控えめな乳(一部女性に考慮して敢えて貧乳という言葉は使いません)やったのに、今やテレビや雑誌で見るタレントも巨乳率高いように思えます。それがホンモノが嘘乳かという問題は置いておいて。
 AV情報誌でも巨乳特集は毎月のようにやってて、下着業界には空気を入れて膨らますブラジャーとか、めちゃめちゃパットが厚いブラジャーとかもあり、ドラッグストアに行ったら「巨乳コスメコーナー」と名づけたくなるほどバストアップ器具やサプリやクリームの品揃えも凄い(ホントに凄いから男性陣一度見に行って下さい)昨今、そろそろ巨乳幕府が誕生するのではないかと思われます。
 しかし中学生の豊胸手術などのニュースを聞いたらさすがにビビリます。だって、控えめな乳愛好家の男性って、ロリコンじゃなくても結構おると思うけどなぁ。



 「オレンジ通信」というAV情報誌の1月号から、「太賀麻郎物語」が始まりました。AV監督兼男優でもある太賀麻郎さんの一人称という形で東良美季さんが書いておられます。太賀麻郎さんを、凄い、と思ったのは、「恋愛できないカラダ 春うらら」というAVを見てからです。そしてちょうど去年の12月に、そのAVのレビューをブログに書きました。ちなみに、この作品は、ヒロインの春うららという女の娘がもの凄い魅力的です。
 そのレビューをきっかけにmixiにコメント貰って、太賀麻郎さんとマイミクになりました。日記にコメントいただいたり、太賀さんの日記を読んだりして、なんというか・・・・上手く言えませんが、こんな人は初めてだな、と。

 カッコいいのは勿論なのですが、人間として、勿論良い意味で、「特別」な気がするのです。なんなんだろう、この人から発せられる言葉の心地よさは。ダジャレ連発やけど。夏に実際にお逢いする機会がありまして、ホンマにカッコよかったです。ダジャレばっかおっしゃってますけど。御本人が構えておられないから、こっちも構えなくてすむんですね。だから人は癒されるのかもしれない、この人の言葉や存在に。ダジャレほんまに多いけど。
 風のように飄々として、水のように滑らかな、この太賀麻郎という1人の男性の存在の人生に、非常に興味が惹かれる者としてはこの連載は楽しみです。ダジャレ多いけど。ホンマに多いけど。どうしてあんなにダジャレが次々と出てくるのが不思議やけど。


☆ こちらも毎月購入しているAV情報誌「ビデオ・ザ・ワールド」の1月号のチャンネル2009というレビュー記事の中で、上記の「恋愛できないカラダ」を監督された中村淳彦さんという方が、カンパニー松尾監督の「恥ずかしいカラダ かのん」という作品について、カンパニー松尾監督のセックスは「塩」で、女優の肉体はメインの食材・・・ということを書いておられるんですね。この後も記事は続くんですが、これは、かの江戸幕府初代将軍徳川家康の愛妾・お勝の方という女性が諸大名の前で家康の問いに答えられた表現と同じだっ! と驚きました。


 家康は、諸大名に、


「世の中で、一番美味いモノは何か?」

 と、問います。諸大名が答えることが出来ずにいると、家康は側にいるお勝に問います。すると、お勝は、


「塩でございます。美味く塩加減をした食材は非常に美味でございます」


 と、答えます。次に家康は、


「それでは世の中で、一番不味いモノは何か?」


 と問うと、お勝は、


「それも塩でございます。塩加減を失敗すると、どんな食材でも食べられぬほど不味くなりまする」


 と、答えて家康を喜ばせ、その才知を愛されるのです。



 ・・・・と、「ビデオ・ザ・ワールド」を読みながら、果たして中村さんは、この家康とお勝のエピソードをご存知でカンパニー松尾監督を批評されているのだろうか? それとも私の考えすぎなのだろうか? と、気になっておりました。本人に聞けば、という話なのですが、そこまでの話じゃないし、AV情報誌を読みながら徳川家康のことを考えているのは私だけかもしれないとか思ってもみたりもするし。


 そんな、仕事で名神高速道路で滋賀県岐阜県の狭間の関ケ原と通過する時に、徳川家康石田三成が戦った天下分け目の戦い「関ケ原の戦い」を語りながら、背中がゾクゾクしてエクスタシーを感じてしまう歴史マニアバスガイド兼社長秘所です。



 え? お前は、AV情報誌しか読んでないのかって?



 うん。


 




 ここ数年、雑誌は基本的に気がつけばAV情報誌しか買わなくなってます。あとは、京都特集してる雑誌をたまに買うぐらいかな。

 そして、AV情報誌を捨てないから、どんどん溜まるのよねん。お気に入りの記事のページに付箋貼っていつでも見られるようにしてるしね。



 あたし、マニアじゃないからね。


 とか言っても、今更説得力ないか・・・・