変態家族・弟の嫁さん
周防正行監督のデビュー作は「変態家族・兄貴の嫁さん」でしたね。
そんなこんなで、早く弟の嫁さんに会いたい今日この頃ですが、毎年のことながらバスガイド仕事が忙しい日々を過ごしておりました。外で誘導とかしてるから、シミ増えたなー。
そういえば先日、母親と電話で話をしていて、
「小姑が3人も居る家にお嫁に来てくれたんだから、A子さん(弟嫁)をいじめたらアカンで、仲良くしてな」
と、言うのです。
オカン・・・いじめるどころか、小姑3人とも弟嫁のファンで携帯アドレスもGETしとるでぇ・・・
弟が転勤になったので夫婦は今、関東在住なのです。少し前関東地方のガイドブックを送ったら弟からお礼メールが来たので、つい「A子さんによろしく!」と返してしまいました。アンタはどうでもいいんや・・・姉ちゃんはA子さんにしか興味が無いんや・・・携帯にもA子さんの写真入れてるでぇ・・(これはさすがに気持ち悪いと友人にたしなめられました)
あと、姪が1人増えました。昨年末に結婚した妹に子供が生まれましたの。叔母バカは早くニュー姪に会いたくて仕事中に何度も送られてきた写真を見ておりました。
一番下の妹は何年も前に結婚してるんですが、去年末から今年にかけてもう1人の妹と弟が結婚して、「義理の妹」「義理の弟」が出来て、不思議な感じです。私は4人兄弟なので、今は義理弟妹が3人いるんですね。昨日まで全く知らない他人だった人達に「姉ちゃん」「お姉さん」と呼ばれて、彼ら彼女らがたまにうちの実家にうろついて飯とか食ってて、それが「日常」になってるのがホンマに不思議。だって、実家帰ったら実の妹弟&義理妹弟と、私を「姉」とする人達が今は6人いるんですもの。ちなみに一番下の姪&甥も私のことを「お姉ちゃん」と呼びます。妹がそう呼んでるからやけど、こっちも「叔母ちゃん」とは呼ばれたくないので、一生「お姉ちゃん」と呼ばせてやる。あ、でも私も自分の叔父や叔母のことを、ほとんど名前で「○○ちゃん」とか呼んでるわ。
ほんで、6人+2人(甥&姪)に「お姉ちゃん」と呼ばれて、また今回ニュー姪が生まれて、親戚っちゅうか、家族が年々増殖してんのが、ホンマに妙。
でも幸いにも、義理弟達&義理妹も、私を変な人だから避けたりとかしないし(バレてないだけか)いろいろと仲良くしてくれます。義理妹A子さんなんか、「お姉さん、京都に詳しいからお話して楽しいです」とかメールくれるしね・・・・
にやり
そう言えば、最近、運転手さんによく「結婚する気ないの?」とか、「いつ結婚すんの?」とか聞かれるので、なんでやろなーとか思ったら、私がバスの中でお客さんに自虐ネタで笑いをとってるからだと気付きました。「兄弟の中で長女の私だけ独身で、親が困ってますねん!」とか「弟の結婚式で親戚につるし上げされましてん!」とか「今度お逢いする時は、『まだ独身なの?』とかいじめんといてくさだいな!」とか。
ある運転手さんには、
「結婚する気がないこともないけど、結婚相手見つけようとか頑張ってへんやろ」
と、言われました。
うん。
それはともかく、11月の土日は京都ホンマに人だらけで毎度のことながら大変でしたわ。
今年、「ここは隠れた紅葉の名所やっ!」と思ったのは京都の竜安寺です。ここは枯山水の庭園が有名なんやけど、紅葉がビックリするほど綺麗でお客さんも感動されてました。私達は紅葉を見慣れているんやけど、お客さんはわざわざ安くない旅行代金払って遠くから来られてて、そんで紅葉見て「感動しましたー」とか言ってくれたら、こっちも感動のお裾分けが頂けるのです。
今年はもう終わりましたが、もし来年に感動する紅葉を見たいのなら、竜安寺、そして滋賀県の湖東三山と言われる天台宗の三寺院、百済寺、金剛輪寺、西明寺と、臨済宗の永源寺がお勧めです。京都の紅葉の名所は見慣れているという方でも、この湖東三山は皆さん感激されますよ。
そして今年は何度か清水寺の秘仏である本尊・千手観音様にもお逢いできました。素晴らしかったです。春にも御開帳されるので、絶対に再会したい。そして次回の御開帳は26年後らしいです。清水寺の奥の院の本尊様には先日、奈良国立博物館でお逢いしたのですが、そら、もう、素敵な観音様でした。
あと、最近気付いたんですが、どうも私が一番好きなのは、「十一面観音様」みたいです。なんでやろ。たくさん顔があるのが好きなのかな。
冬は冬の特別公開などが様々なお寺であるので、見に行かねば。
歳をとるごとに、いろんな意味で「マニア」な人になっている気がします。
それは多分、幸せなこっちゃ。
あとね、ガイド業に徹して「女の世界」にいると、いろんなことが見えたり、聞いたり。
「嫌われる女」ってのは、やっぱり自分でその原因を振りまいてますよねぇ。本人はそれに気付いてなくて悪循環を繰り返すわけですが。仕事仲間に嫌われるということは、仕事をやりにくくしてるってことだから、本人にとっても明らかに不幸なことなのに、それでも彼女は自分を被害者にして陶酔し人を悪者にして複数の仕事関係者男に泣き付き更にまた嫌われるのであった。しかしそれも全て計算ずくだったりする。よくある話なんですけどね。
しかし仕事をやりにくくして、同僚達に嫌われて、それでもあらゆる男に媚びて甘えて「私を可愛がって」アピールを続ける女は幸せなんでしょうか? 男だってバカじゃないんだからね。でも自分がやってることがわからないんだろうなぁ。「私はモテるから同性に僻まれてる」と、男に泣いて訴えるってことを仕事中に繰り返すことの、醜さと気持ち悪さが。
とか、久々の更新でドロドロしたことを書いてみる。
仕事中の涙は、仕事が思うように出来なくて悔しかったという「悔し涙」だけにしろよ。
そういう涙を繰り返し流して、みんな「プロ」になっていくんだからよ。
悔し涙を流したことのねぇヤツは、「オトナ」になれねぇと、尊敬するかっちょいい先輩方を見て思った、秋。