たまには真面目に政治の話
今日仕事中に、安倍総理の自慰表明・・じゃなくって、辞意表明を知ったお姉さんでございます。そんなわけで、たまには真面目に政治っちゅうか、政治家の話です。
いきなりなんですが、私はやおいとか、ボーイズラブでしたっけ、女の人が読むような男同士の恋愛漫画とか小説とかは全然興味が無いんです。山岸涼子の「日出る処の天子」は好きですよ。未だに法隆寺行く度に「にやぁ」としちゃいますもん。でもそれは山岸涼子が好きなだけです。歴史モン好きやし。
少女マンガでゲイを題材に扱ったもの、「エロイカより愛をこめて」とか「パタリロ」とかは普通に面白いと思うけど、特にそういうジャンルが好きとかではない。ボーイズラブとかいう言葉も最近まで知らんかった。
しかしね、リアルゲイ雑誌は昔から好きなんですよ。高いから古本屋で主に買ってたけど、「薔薇族」とか「さぶ」（休刊）とか「Ｂａｄｉ」とか「Ｇ-men」とか「アドン」とか・・・
ゲイ雑誌の男の裸を見てオカズにしたりとかやないんですよ、私は知らない男の裸では欲情しないもんで。じゃあ何で読んでたのかと言いますと、単に雑誌として中身が充実してて面白かったんです。そういう意味ではやっぱり「薔薇族」が一番かな。小説も漫画も記事もコラムも充実してて面白い。相当レベルが高い雑誌だと思うんやけど。休刊しちゃった時はショック受けたなぁ。私の友人（女）は、「薔薇族」が休刊した時に、「ａｎａｎみたいな嘘ランキング雑誌を廃刊させて薔薇族復刊するべきだっ！」って吠えてました。後に復刊しましたけどね。勿論買いました。
それに「ブレ」が無いっちゅうか。ゲイはマイノリティということに一応なってますけど（カミングアウトしてないだけで実はマイノリティと言えないほど人数はいるような気はするんですが）「自分はコレが好きだ」っていう軸みたいなもんがはっきりしてるから、読んでてちゃんと伝わってくるのよね、創り手側の意思みたいなもんが。
そしてこの日記にも度々登場する、私の元婚約者であるゲイのＴ君。親友と言ってもいいかもしれない。（偽装結婚考えたぐらいやからね）付き合い長いし、この人ほどいろんな趣味が合う人はいないの。彼と永く付き合ってるのもあって「ゲイ」という性癖は私にとって非日常ではなくバリバリ日常なもんで、女が考える綺麗なゲイ漫画とかが違和感あって苦手なのかもしれん。ちゃんと読んでないからなんともいえんのだが。
彼以外にもゲイの知人は複数おるし、私自身がレズっ気あるし。
私がゲイ雑誌とか買って読み終えたのを彼にあげたり、彼んちでゲイサイト見たり普通にやっておりました。
ほんで、ゲイ雑誌で「サムソン」という雑誌があるのをご存知でしょうか。老け専（熟年、年配の方々）、デブ専（太った方々）雑誌です。
「サムソン」は、グラビアも「部長と課長」のカラミだったり・・そんな感じでございます。最近はとんとご無沙汰で読んでないんだが本屋でよく見かけますわね。
数年前のある日、その「サムソン」を読んでたら、見開きである人物の特集記事があったのねん。それはちょうど小渕恵三総理が急死した数ヵ月後のことでした。そう、「サムソン」で見開きで特集されてたのは、小渕総理の後任の森喜朗総理大臣・・・・
その特集には、ラグビーをしている森元総理の写真などが載っており、こんなコメントがつけられておりました「この股間の膨らみがいいんだよね！」って。
そうかー老け専、デブ専からしたら、森総理ってツボやろうなぁと納得したものでございます。
あと、同じ号には好きな男ランキングなどもあり、その中には「めざましテレビ」の大塚アナウンサーとか、どっかの会社の社長とか（誰だったか忘れた）、政治家では加藤紘一（優しく抱きしめられたいってコメントついてました）、現民主党党首の小沢一郎とかの名前もありました。
ゲイのタレントとかは勿論多いですが、ゲイに好かれるタレント（本人達の性癖はどうであれ）という方もたくさんおられます。照英とか。
そんなふうに「老け専」「デブ専」の方の好きな男が政界にいるというのは自然っちゃあ自然な話です。
それから私は森喜朗元総理、小沢一郎党首、加藤紘一氏がテレビに出ると、「すてき・・・」と思いながら見るようになったのです。いえ、私自身は（年上好きだけど）老け専、デブ専ではないんですが、彼らは「サムソン」読者の方々のアイドルなのかなぁと思いながらニュース番組を見るようになりました。
ですから、参院選で民主党が勝利した際には、「もう今いっそ総選挙やって民主党が政権とって、小沢一郎が総理になったらなぁ」とか考えておりました。
安倍総理が辞任いたしまして、時期総理はどうなるんでしょうね。いっそ森喜朗総理が復帰したら素敵なのに。それはありえんか。
だけどゲイ映画やってる映画館とかゲイショップは行ったことないんですよね。やっぱり女が入っちゃいけない領域ってあると思うのよ。当たり前か。
これからの日本の政治を、そんなふうに憂いております。
