あたいの(黒い)夏休み
あつはなついねぇっ! とか、アホウなこと言ってる余裕も無いほど残暑厳しいねぇっ!! 夏満喫どころじゃねーよ。私が最近、やたらジャラジャラした首飾りをつけているのは、藩金蓮さんったら恋をしてお洒落に目覚めたのかしら・・・やなくって、アセモが出来たからじゃっ! うちの会社のクーラーあんまり利かんのじゃっ! アホっ! ボケっ! 味噌汁で顔洗って出直してこんかいワレっ!!
そんな時折何故かガラの悪い河内弁が出てしまうお姉さんの夏休みでございます。夏休みっちゅうか先週一週間のお話よん。(←日記っぽいっすね)
月曜日は仕事してー。火曜水曜は引きこもってー「エッチマン」の第3話書いてたりー、あれしたりこれしたりあんなことやそんなことしたりっ!! きゃーっ! 言えないーーーっ!! いやーっ!! 大胆ーーーっ!! (暑くて狂いながら引きこもってただけです)
木曜日16日は、夜に京都の夏の終わりを告げる行事、五山の送り火http://www.kyokanko.or.jp/3dai/daimonji.htmlにロンリーウルフで行きました。なんかこれだけは外したくないんどす。どすどす。(ガラ悪い河内弁から上品な京都弁に戻してみました)
五山の送り火スポットというのはいろいろあるんですが、5つ全て観られる場所というのは中々ございません。ホテルとかで食事付きのそういうプランとかやってますけどね。鴨川とかは凄い人らしいしよ。
去年は、嵐山の渡月橋から見たんどす。ここからは二つ見えますね。桂川の精霊流しとかも見られて非常に良かったんどす。
今年は、はじめは大徳寺の近くの船岡山に行こうかなと思っておりました。この山は、平安京を造った桓武天皇が「国見」をしたと言われております。この山から当時山城の国と言われていた京都盆地を見渡してこの地を都にすることを決めたそうです。あと、ここには織田信長を祀った建勲神社もございます。近くの大徳寺の総見院という塔頭で秀吉が信長の葬儀したもんでね。建勲神社に祀られたのはずっと後の話やけど。まあそんな話はいいか。
でもさすがに5つのうち4つ見られるらしき船岡山はすんごい人混みだと聞きましたので、ちゃんと落ち着いて見られる場所に行こうと思い、京都御苑に参りました。
以前も行ったことがあるんですが、京都御苑の一角に大文字がよく見えるスポットがありまして、一説によりますと天皇が見ていた場所だとか。御苑自体が広いので、人がたくさん来ても込み合いすぎて見えないという事態にはなりません。
ですから去り行く夏の風情を歴史的情緒を感じながら味わうには最適な場所だと思うんどす。5つのうち1つしか見えませんけど、それはそれでいいとするなら。
ただ、御所の塀に近づくとサイレンが鳴りますよ。宮内庁の管轄で、いろいろ厳しくて。やから、しょっちゅうどこぞの誰かがそうとは知らず塀に近づいてその度にサイレンが鳴るのには閉口しました。
でも文化財は皆で大事にしないとね! 寺の壁とかにベタベタ触りたがる修学旅行生とかいちいちキレそうになるんだよっ! あたいの大事な国宝や重要文化財に触らないでっ!! (やから観光地行くとイラつくんだよなぁ。それが仕事やけどっ!!)
そうそう、京都御所に行く途中に京都駅経由したのですが、普段より閑散としていて、いつもは行列が出来てて入りにくい駅地下のイノダコーヒーhttp://www.inoda-coffee.co.jp/で「アラビアの真珠」という名の珈琲を久々頂きました。あと京都駅には手塚治虫ワールドhttp://www.kyoto-station-building.co.jp/kyototezuka/がありますのよ、皆様ご存知かしら。
京都限定アトム八つ橋とかもあるし、手塚キャラのグッズは可愛くって可愛くってお姉さんメロメロっ!! ちなみにワシの手帳はアトムだ。ストラップはピノコだ。
すてき・・・・珈琲も、手塚グッズも・・・・すてきすぎ・・・
ほんで、東山如意ヶ岳の大文字は20時ちょうどに点火いたしました。
この五山の送り火と言われます行事はいつから始まったのかもはっきりしておりませんし、その由緒についても諸説ございます。弘法大師が始めたとか、浄土寺の本尊の阿弥陀如来が寺が火事になった時に寺を守った姿だとか、室町幕府8代将軍足利義政が息子の義尚の菩提を弔う為に始めたとか、「大」の字は人間の身体を現しているから人間の煩悩を燃やすんだとか、いろいろ。
ただ、「送り火」と言われる所以は、お盆で此の岸に帰ってきた先祖の精霊達を彼の岸へ送る為の灯火だということは間違いないでしょう。
私の最初の男(私に貢がせた22歳上の男)は、この「送り火」だけは絶対に見ようとしませんでした。他の京都の行事は好きなのに、送り火だけは絶対に見ない。テレビのニュースで放映されるのも見たくないと。
どうしてと聞くと、彼は
「だって、寂しいじゃん」
と答えました。
それを聞いた時に、寂しいのは私の方だよ、と言いそうになりました。うんにゃ、その時は寂しい自覚が無かったかも知れない。相当寂しかったんだと思うけど。でもこの人には他に婚約者がいて最初から私のことは好きじゃないしそれでもその人の心を繋ぎとめようとして金を貢いでいたのは私の意思だったから寂しいなんて思わないようにしてた。寂しいとか思っちゃって、口に出しちゃうと終わりだな、と思ってたし。今思うと相当寂しかったんだろうよ。そうやないとキスもセックスもさせない男にサラ金にまで手を出して貢がねぇよなぁっ!!
過去ってのは消しゴムや修正液で消そうとしても消せないっちゅう困ったもんで、いつまでもどこか心にこびりついてて本当に厄介だ。自分の過去も、人の過去も。過去より現在と未来を大切にするべきだということは、わかっているのに。
19歳から30歳までの「過去」を消してしまうのなんて不可能で(いや、それ以降もなかなか男運悪いんやけど)、どうせ消せないのなら・・・・
消せないのなら・・・・
消せないのなら・・・・
消せへんのならっ!!
ネタとして曝け出して皆さんに笑っていただくしかないわねっ!! 誰も笑わないけど!! 痛いって言われるけど!!
まあ、そんなバカなヤツでも今こうして何とか生きてるっちゅうこっちゃね。
でも寂しいのはやっぱり嫌だよ。寂しさで人は死ぬんだもん。自殺する人っていうのは、本当の孤独に陥った人だと思う。誰の為にも生きていない自分はもう誰にもこの世にも必要とされていない本当の独りぼっちになってしまったら、死ぬしかない。
誰か1人でも必要としてくれたり自分が誰かの存在を本当に必要としてたら人は死なない。
先日もツレと話をしていたんですが、「誰からも必要とされていない」人間は、狂うなぁって。寂しさで、狂う。それでも必要とされたいされたいともがいているうちはまだいいけれども、そのあがきすらもできなくなったら死ぬと思う。
でも過剰に「必要とされたい愛されたい与えられたい」と求め過ぎてると、自分が人に何かを与えられたいと思うことばかりになって、人に何も与えようとしないんですね。そうすると、更に人は離れる。でもそこから何も学ばず「必要とされたい愛されたい与えられたい」ばかりの人間は、それは自分のせいではなく人のせいだという被害者意識が肥大して、更に人が離れ、狂う。
なんだか、そういう自分は人に何も与えないくせに要求ばかりする「マゾ」の人がたくさんいるような気がするよ、最近。マゾほど我儘なもんは無いよ。根がマゾの藩金蓮さんは気をつけないと駄目よっ!!
そんな話はさておき、山肌の「大」の文字が時と共に次第に薄くなります。精霊達が、ほとんど彼の岸に帰っていったのでしょうか。
だけど、大の字と真ん中んとこ。線が交差するところね。そこの火だけは、一番長いことはっきりと燃え盛ってたのね。それを見たお姉さんは・・・・
ち○ち○が、人間の一番軸になる部分なんだなぁ・・・
と、考えておりました。
・・・・下品で、ホンマすいません・・・・・
だって、あの「大」の真ん中部分って、人間でいうと、「ち○ち○」やんかっ!! いや、何が言いたいのかというと、次第に火が消え薄くなる「大」の字の真ん中部分だけがしぶとく燃えているのを見て、「人間は軸は『性』だなぁ」って思いましたのよっ! 下品でごめんなさいっ!! 夏のせいだから許してっ!!
いえ、真面目な話、大文字を見て何で私はAVを見たり性的なことばっかり考えてんのかなぁと色々考えたのよん。棒不足のくせに。性欲が強いからとかセックスが好きだからだと思ってたんやけど、そういうことは枝葉に過ぎなくて「性」を探り描きたいんだなぁと思ったお姉さんでした。
「大」の字を見終えた後は、京都御苑の蛤御門から出ました。幕末に長州藩が(龍馬によっ薩長同盟が組まれる前)に幕軍と戦い木島又兵衛などが果てた場所です。松下村塾の烈士・久坂玄瑞もこの時に亡くなっております。25歳だぜ。
長州の久坂玄瑞と、土佐の武市半平太がもっと永く生きてたらどうなってただろうね。それを言ったら、一番気になる存在は吉田松陰やけど。
蛤御門の手前の大きな椋の木が、長州藩の烈士・木島又兵衛が果てた場所です。蛤御門には「蛤御門の変」、または「禁門の変」と呼ばれるその戦の時の銃痕が残されております。
そして薩摩・会津軍により朝敵となり京都を追われた長州藩ですが、後に土佐の坂本龍馬により薩摩と手を組み江戸幕府300年の歴史を瓦解させるのです。ちなみに薩摩藩邸のあった場所は、この京都御苑の北、現在同志社大学があるへんです。長州藩邸は河原町御池京都ホテルオークラんとこ。桂小五郎(木戸孝允)像があるよ。
いやぁ〜京都って、すごいねぇ。日本史好きには、たまんねぇよなぁっ!! 勃起するよなぁっ!!
でも奥さんっ!! ワシは長州の萩(山口県萩市)行ったことないねんっ! 私の中の「抱かれたい男NO.1」(死んでるから無理だよと皆に言われるけど)高杉晋作先生のお墓に行きたいのっ!! いやーっ! 晋作ーーーっ!! キムタクなんかよりあなたの方が100億倍素敵よーーーーっ!! (本音)
私が「抱かれたい男」ランキングとかつくると、きっと死んでる人の名前ばっかりが並ぶんですよ・・・斎藤道三とか、松永久秀とか、平清盛とかね・・・・痛い女の雑誌・ananも、「抱かれたい歴史上の人物」ランキングとかすれば認めてやってもよくってよ!! 「平安時代」とか「飛鳥時代」とか「鎌倉時代」とか、カテゴリー分けして・・・
翌金曜日は仕事してましてん。土曜日も午前中仕事してましてん。ほんで土曜日は仕事終えてから一度家に戻ってから何故か新幹線に乗ってましてん。
え?? 何しにって??
私の最近の一番の楽しみ「エッチマンシリーズ」の取材に。(嘘)
「エッチマン」映画化も決まったことやしね! (大嘘)
配給は松竹だよっ!! (嘘こきまくり)松竹って、創業者が松次郎と竹次郎だから松竹なんだよっ! (これは本当・日本映画ちょっと知識)
えっ?? 君はエッチマンを知らないの?? 知らない人は、この日記を過去に辿ってみてねっ!! 下品女王藩金蓮様の相当大バカな世界が繰り広げられてるよっ!
二村ヒトシ監督http://www.nimurahitoshi.com/はじめエッチマンの登場人物達(数人からは公認頂きましたけどほとんどは私が勝手に名前使ってます)が集うとお聞きしましたので、ちょっくら行ってきたのですよ。
ほんでそれまでの時間を東良美季さんhttp://jogjob.exblog.jp/6755104/に付き合って貰ってましてん。
東良さんに、
「晩飯つきあってくれないと、某AV誌で豊田薫監督に『猫の手も借りたいオナニー生活』http://www.av-opera.jp/column/director_21_2.htmlって言われてること、ブログでバラしますよっ!!」
って、脅迫しましてん。
東良さんは、
「それだけはやめてっ! おムコに行けなくなっちゃうっ!!」
って、泣いて嫌がってましたが、「へっへっへ・・処女じゃあるまいし・・・」ってね、一緒に韓国料理食いましたわ。美味かったです。なんだかこの前と言い、行く店が全部当たりばっかりやなぁ。
そしてキムチとニンニクの匂いをプンプンさせながら新宿に行ったのでした。(匂い消しまで東良さんに貰って・・・すいません・・いろいろと・・・)
私は「ヒトシ」と遭遇する時は、必ず調教中の純情少女Nちゃんに貰ったものを何か身につけるようにしているので、Nちゃんから貰ったヘアクリップで髪を止めて、壇上の二村監督の姿を見ながらヘアクリップに・・・
「Nちゃん・・・見てるかい・・・ヒトシがいるよ・・和服じゃないけど・・・いじめられてるよ・・・・いじめられて喜んでるよ・・・」
と、心の中で語りかけていました。Nちゃん・・・可愛い・・・好き・・・・会いたい・・・・
イベントですが、相当心が黒い藩金蓮さんは、「嘘つきの善人」より、「正直な悪人」の方が好きなので面白かったっすよ。何人かエッチマンの出演者に紹介して貰ったり握手して貰ったりしましたし。私ももっと正直な悪人にならないといけないわね。もともと心が真っ黒なんだから。
そんなお姉さんの夏でございました。また関東のどん兵衛買い忘れたし。
全然関係無いですけど「パッパラパー」と、川上音二郎の「オッペケペー」http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/kawakamiotojirou.htmって、語感が似ていると今日ふと思いました。こんな節ねhttp://www.fukuchan.ac/music/j-mt/oppekepe.html
川上音二郎の妻の貞奴は、日本の女優第一号だと言われております。
本当に本文と全然関係無いですね。今度は、「オッペケペー宣言」しようかしら。