夏のせいかしら
前回、(偽装)結婚宣言をしたお姉さんでございます。 (破棄されたけど)
んが。
んが。
きゃーっ! びっくりーっ!
週末にげてもの帰省してたのですが、、、、
結婚が決まりましたっ!
私じゃなく弟のっ! きゃーっ!
オカンが、私の顔を見るなり、「大事件が起こった!」って言うから、家族の誰かがサラ金で借金でも作ったのかと(それはワシか)思ったら、弟が結婚するとかで先週婚約者を連れてきたのだと。
オカンは激しく動揺してましたが、オトンは喜んでるし、姉としては、良かったねーと。まあ実は別に一緒に住むわけやないから結構どうでもいいんですが、、、
不思議な感じはしますけどね。弟はめちゃめちゃ童顔なので、まだまだ子供だと思っていたのにって。
でも、盆ずらして帰省して良かったって思いました。盆に家いたら、きちんとした格好して弟の婚約者に挨拶しないといけないかもしんないから。どうせ披露宴とかで、うぜぇ親戚連中とかに「また先越されたなっ!」(妹の披露宴の時に散々言われた)って言われなきゃいけないすしね! しかしここで、うっかり「いい人紹介して下さいー」などと社交辞令をほざくと見合い話持って来られたりすっから苦笑いで逃げるしかない私。社交辞令と愛想笑いは仕事の時だけで十分じゃっ。
弟の婚約者に会うのは楽しみっすね。(弟からはいずれちゃんと紹介しますのでよろしくとメールが来た)嫌な女やったらいじめちゃるっ! って言ったら、オカンに「やめてっ!!」って本気で怒られました。
すてき
先日、地蔵菩薩の話もちょっと致しましたが8月には地蔵盆がございます。
昔、同僚が職場近辺で地蔵盆の準備がなされているのを見て、こう言いました。
「そろそろ地蔵盆の時代ですね。」
・・・・いや、アンタ・・地蔵盆の時代って、どんな時代やねんっ! それを言うなら、「地蔵盆の季節」とか「地蔵盆の時期が来た」とかやろっ!
あなた日本語おかしいですよっ! って指摘したら本人は「おかしくない!」って叫んでましたけど。
そういえば、私が仕事でヘトヘトに疲れてる時、彼女と別件でメールのやりとりしてまして、私が「めちゃめちゃ疲れてるから休むわーおやすみー」と送ったメールの返事が、、、
「ゆっくり和住んでゅー!」
って。
すてき
実は彼女も眠くて寝ぼけてて、「ゆっくり休んでー」と打とうとしたら、そんな変換が出たんだと。
皆さん、夏休みは、ゆっくり和住んでゅーっ!
ところで私が元婚約者と出会った職場で、彼は「私今棒だったら何でもいい状態ですーっ! きゃーっ! 恥ずかしいー!」と己の滾る性欲を私に訴えて、私は私で「チ○コをつけて女を犯したい、、、チンコが欲しい、、女を貫きたい、、」などとおセンチになっておった時があったんです。その時に、その様子を知った共通の友人がこんなことを言うんです。
「アンタんとこの職場は、、、棒不足だね、、、、」
って。
すてき
それから私は彼女にしつこく「棒不足なんて下品な言葉を使うなんて! なんて下品な人!」と言い続けました。当たってるけと! それから彼女との会話の中で、例えばセックスレスや、セックスしてない(ワシのこと)話をする時は、この「棒不足」という言葉を使うようになりました。あの夫婦は、棒不足らしいよ、、、とか。
すてき
「うちはセックスレスなの」とか「最近セックスしてない」とか言うよりも、「うちは棒不足」「最近私は棒不足」って言う方が、可愛いですよねー。
無事に「げてものに顔見せ」も終えて一安心のお姉さんですの。甥と姪に何故か蹴り入れられたけど。土産買って帰ってお絵かきしたり水遊びしてやったのに、何故か蹴りやがるんだよ、甥が。それを見て姪が真似するし。悪いところばっかり真似するんですよね。
しかしすっかり夏やねぇ。げてもの帰って畑に行って思ったよ。畑ほど季節感のあるところはないのですよ。冬には大根と白菜、春にはキャベツにジャガイモ、夏は胡瓜とトマトとピーマンにスイカ。あと向日葵が咲いてたしね。
夏なんで。
何でもありやないかと、さっき歩きながらふっと思いました。別に根拠は無いです。冬は何かが終わるのことが似合う季節だけれども、夏は何かが始まるのが相応しい季節やないか、と。
過剰なエネルギーが湧き出すのがこの季節やないかしら。時には暴力的なまでの愛が溢れて掌からこぼれてしまっても、夏のせいだからしかたないわねと済ますことができるんやないかしら。
自分の枠からはみ出てしまって、「私じゃない私」になってみても、夏のせいかしら(by夏木マリ)で済ませてしまえるんやないかと。
考えるより理屈より何が正しくて何が間違っているかとか、そんなことよりも、夏に流されて夏のせいにして頭より心で、頭より身体で感じたい。
夏なので。
何でもありやということにしましょう。
夏だから。
頭でいろいろグダグダ考えて先回りして落ち込むのが、非常に馬鹿らしくなってきた。
夏だから。
向日葵のように太陽を向いて与えられる陽の光をただ浴びて。
アタマ使わないバカな女になっちゃったりするのも、夏のせいかしら。