夏の鬼
今日、電車の中で素足の膝のところにアンパンマンの絆創膏を貼ってる女の子を見つけてちょっとムラムラしたお姉さんです。
なんか、ツボやったの。素足でアンパンマンのむっちゃ目立つ絆創膏が。
その「隙」に何や久々に欲情しましたの。
そんなことはさておき。
先日、朝飯を食っていると、テレビの向こうから誰かが、「ヒトシ! ヒトシ!」と言っているので、「二村ヒトシ監督??? こ、こんな朝からっ!!」と思って画面を見ると、そこに居たのはダウンタウン松本人志の兄ちゃんでした。
松っちゃんの兄ちゃんの歌手デビューとは全く関係が無いのですが、松本人志監督の「大日本人」を見てきましたの。
レンタルされてから観ればいいかーとか最初は思っていたのですが、奥さんっ! 奥さんっ! 聞いてくださいよっ! 実は私の高校の同級生に女優さんが居ましてね。この前、久々に彼女のブログを見たところ、「大日本人に出演しています」と書いてあったんですよっ!
んまぁっ! ○○様(本名)が松ちゃんの映画にっ! これは観なくちゃだわっ! っと思ったお姉さんは、レディースデーで千円の日に映画館にまいりましたの。
彼女とは、高校3年の時に同じクラスで一度席がめっちゃ近くなったこともございました。その時ね、、私、、、授業中よく見とれてたんですよ、、、彼女に、、、、
彼女は高校入学当初から美人でスタイルが良くて運動神経抜群で成績優秀で有名人でございました。ホンマに、何でこんな田舎にあんな人がいるのか不思議でしたわよ。これは断言できるが、彼女は整形はしてないねっ! 高校の時から美しかったもんっ!
綺麗なだけやなく運動神経良くて成績優秀な人でね、、クラス対抗のバレーボールの大会でアタックする彼女の素敵だったことっ!!
私はただクラスが同じだったことがあるだけで、彼女とは友達でも何でも無いし、数回しか喋ったことは無いのですが(いちいち緊張してたし)、私が使ってたペンギンの下敷きを見た彼女が、「あ〜それ可愛い〜っ。」って言ってくれてね、、、、お姉さんね、、、、もうね、、、、、舞い上がっちゃってね、、、、、
ちなみに未だにその下敷き大事に持ってるんですのよ、、、お、思い出の一品やから、、、(赤面)
ところで「大日本人」の感想ですが、ひとことで言うと、
「○○さん(高校の同級生の女優)が、とっても素敵だった」
です。大画面で、昔好きだった人を見られるのはいいねぇ、、、しかも、彼女は、×××の○○○○な役やったから、ビックリしましてん。
とにかく、相変わらず彼女が素敵だったんで、幸せな気分になってたお姉さんでした。
いや、彼女の事は置いておいても私は楽しめたけどね、あの映画。万人に受け入れられることは無いだろうけれども、「松本人志健在」で、面白かったです。
もう、ちょうど20年前になるんですが関西ローカルで「4時ですよーだ」という伝説の番組がありましてん。月から金の夕方4時という誰が見てんねんみたいな時間帯で毎日生放送のバラエティ番組でした。
司会をしていたのが、当時20代始めだった若き日のダウンタウンです。あと今田耕司、東野幸治、非常階段、ハイヒールなどなど出てましてん。山田花子は、この番組の素人コーナーがデビューのきっかけやったんちゃうかなぁ。
毎日生放送という条件の中で、当時はほとんど無名だった吉本の若手芸人達がいろんな試みを行ってたわけなんですが、すんごいエネルギーがある番組やったのね。ダウンタウンの2人も「無茶」としかいいようのない勢いですんごいテンションやって。
当時私は高校生やったんやけど、私も含めて関西のヤング達(当時)は、あのエネルギーに圧倒されてファンになった人は多いちゃうんかなぁ。確か、UAもあの番組で松ちゃんの追っかけになったみたいなことを前に言ってた。
それだけでも関西に生まれてラッキーやったなと思うんですよ、あの番組のダウンタウンを見ることが出来たっちゅうことは。
「4時ですよーだ」の最終回では、ダウンタウンの2人も泣いてて、数年後に「4時ですよーだ」のスペシャルの中でその泣いた映像が流されると、松ちゃんが必死になって、「あれは合成やっ! 泣いてへんっ!」って叫んでましたわ。非常階段のミヤコが、よくレオタードで踊ってたけど、彼女も大分前に癌で亡くなってしまってるんだよなぁ。
有名な話やけど、ハイヒールのリンゴ姉さんは当時京都産業大学の学生で、親が芸人になるのに大反対していて、ダウンタウンの手伝いで親から「夜逃げ」したとか。
最近、私はテレビというもの自体に思いっきり遠ざかってるんですが、「大日本人」見て、ああ松ちゃんは相変わらず松ちゃんだなぁとしみじみ思ったのでございます。
それにしても○○様、、、素敵、、、、高校時代から変わらず綺麗よぉぉぉぉーーーーっ!!
彼女に関しては、また書きますわん。
ふっふっふ・・・・
祇園祭のコンチキチンの音も静まった京都の夏ですが、京都と言えば春の桜、秋の紅葉の季節に大変たくさんの人が訪れますんどす。
確かに桜も紅葉もごっつ綺麗どす。どすどす。でもすんごい人だから、それだけで疲れるし不愉快になることも多いんどす。どすどす。
私は、冬や夏こそ、京都に来て欲しいと思いますどすどす。(間違った京都弁ですので、真似しないで下さいね)
いろんな行事をやっておりますどす。どすどす。
豊臣秀吉の正室北政所のお寺・高台寺では、夏休みは夜間拝観と、そして百鬼夜行展http://www.kodaiji.com/event/yakoh_ten2007.html今年もするみたいどすね。どすどす。
去年、百鬼夜行展面白かったどすよ。庭に妖怪ちゃん達のスライドが映し出されて枯山水の庭園と枝垂桜(この時期は咲いてないけどそこに存在するだけで風情がある)と百鬼夜行達が、陽性の異空間を演出してて。
妖怪達がユーモラスで、「死」とか「魔界」のモノなんやけど、忌わしくないんですよね。自然にそこにあるものって感じがする。
「魔」と、「魔の世界」が。
幽界と魔界と「今」の境界線が曖昧になる(京都はそんなとこばっかやけど)高台寺の百鬼夜行展、お勧めどす。どすどす。
昼間なら、近くにわらび餅の「文の助茶屋」、抹茶パフェの「都路里」の高台寺店などもあるんどす。どすどす。ちょっと歩いて清水寺行くすがらもええ店ぎょうさんあるんどす。どすどす。
夜なら、円山公園の手前の「長楽館」でお茶するのもいかがでしょうか。どす。どすどす。
この辺は、「鳥辺野」どす。死者を葬る土地なんで、魔に纏わる話が多いんですね。「幽霊飴」のお店などもあります。日本昔話にある「子育て幽霊」の話で、幽霊が子供に食べさせたといわれている飴のお店。
幽界と魔界が、当たり前のようにそこに存在している場所だから、私はそこが好きなのかもしれない。
最近、ちょっといろいろあって自分の中の「自殺願望」と対峙しちゃってるんどす。
でもこれ、「本気で死ぬ気が無い自殺願望」なんですよん。きっとほとんどの人が持っているモノだと思います。
自分で自分を縛り付けてる鎖というものの正体は、その「本気で死ぬ気が無い自殺願望」だと思うんです。明らかに「幸せになれない」方向へ突き進んでいく人間というのはたくさん居るんですが、それも「本気で死ぬ気が無い自殺願望」のなせるもんなのかな、と。
自分の中の、「幸せになりたい」「生きたい」という願望と、根深い「本気で死ぬ気が無い自殺願望」が今、葛藤してる状態なのかも知れないんどす。どすどす。
きっと、永い間私は「本気で死ぬ気が無い自殺願望」の塊だったんですね。だから自分を痛めつける男ばかりを好きになっていたんだと思う。幸せを自分から放棄してたのだと今ならわかる。
最近になって、皆様のおかげで(いや、マジに)「幸せになりたい」「生きたい」というまっとうな欲望が湧き上がってきたのです。だけど、まだ自分の中に「本気で死ぬ気が無い自殺願望」というものも確かに存在していて、そいつが私の目を目隠しして、耳を塞いでいることがある。
なんで、人はそんな「本気で死ぬ気が無い自殺願望」にとり付かれるのか。
その方が楽だから。
死にたいと思いながら生き続けると、何も考えなくていいもの。自分のことも、人のことも。
何もしなくていい。
ただ、生きているだけ。
逃げながら。
ところで、百鬼夜行関連で、「鬼」の話ですが、芥川龍之介の「羅生門」のように、京都に限らず「鬼」の話というのは数多くあるのでございます。
いろんな説がありますが、一般的に言われているのは、「鬼」というのは、人間の中の「恐ろしいもの」「怪しいもの」というような負の観念の一つの象徴として作られたものだとか。
負の観念というのは誰しもが内包しているものですから、勿論私の中にも「鬼」がおるんどす。どすどす。きゃー怖いーっ!!
されど、こういう「鬼」もおるんどす。http://www.to-ku.co.jp/_osanpo/ganzandaishi元三大師の魔除けです。自分が鬼となり鬼と対峙する故に、こんな姿だと言われております。実は私の部屋の入り口んとこにも、これが貼ってありますねん。大原三千院で買った元三大師の魔除けの護符が。
お姉さんは、実家を出てからもうすぐ1年になろうとしているんですが、何で実家を出ようとしたのかって動機を、忘れちゃいけないなぁ、と。
何で(ハイヒールのリンゴ姉さんやないんやけど)結構強引に実家を出たのか。
幸せになりたかったから。
自由になりたかったから。
生きたかったから。
その為に、自分の目と耳を塞ぐ「本気で死ぬ気の無い自殺願望」という魔を除かねば。
自らが鬼と化しても。
20年来の付き合いの友達に、
「あなたは幸せになる権利がある」と言われて、ちゃんと生きねばと思うお姉さんです。ただ今、「幸せになるキャンペーン中」。10月になったら仕事がクソ忙しくなって身動き取れなくなるから今のうちにキャンペーンしとくのよっ!
そんな雨の金曜日、西原理恵子先生の「毎日かあさん」の4巻買ってきましたよ。サブタイトルが「出戻り編」。
とにかく、電車の中で読んじゃいけない本です。
本の感想。
人は、一人では生きていけないんじゃなくって、一人で生きちゃいけないんだと思いました。
以上。