愛情という餌を食べて人は生きるのか


 サラダと冷奴の美味しい季節ですが(京都北野天満宮とようけ屋http://www.toyoukeya.co.jp/の豆腐、、、信じられないぐらい美味しかった)、私の住んでる付近は、わりと畑や田んぼが多い所でして、一般家庭が道端に自分ちで取れた野菜の余りらしきモノをよく売ってるんですね。
 でも、私は昼間は会社勤めをしてるんで、会社から帰ってきた頃にはあんまり売ってなくって。


 ただ、近所に夜遅くまで開いてる小さな本屋さんがあるんです。あれですよ、あれ。エロ本とかがやたら充実してる系の最近絶滅の危機に瀕してる町の小さな本屋さん。

 そこが店頭で、朝採れ野菜をすんごく安くで売ってるんです。ちゃんと土ついてるの。うちの社長が、そういう畑で採れ立ての野菜が好きなんで、社長の分と自分の分をそこでたまに買いますのよ。

 ちなみに私は農家の子。実家に帰って飯を作る時は、まず一番に長靴を履いてザルを持って家の裏の畑に行って、茄子やらキュウリやらトマトやらを採ってきて、川で泥を落とすの。それを社長(大阪市内生まれの大阪市内育ち)に言うと、「うっ! 羨ましいっ! 私はそういう老後が送りたいのっ!!」って言われるんやけど、、ただ単に田舎なだけです、、、。

 ほんでその本屋さんはわりと遅くまで開いてるんで、会社から帰ってからでも野菜を買えるのはええんやけど、、、たまにね、、そこで、人が居ない時見計らって、、お姉さんは、せんずり用のエロ本を買うんですよ、、、。
 なんか野菜を買い出してから、エロ本を買いにくくなっちゃってさぁ。新鮮な野菜とエロ本を一緒にレジに持っていくのって、エロ本だけ買うより恥ずかしいと思うんです。きゃっ(赤面)。



 そういえば、少し前に仕事で某県に行った時のこと。お客さんを迎えに行くすがら、バスのステップ(運転席の反対側のドアのところね)に立って風景を眺めていたのです。そこは近畿の某県の田舎町でした。わりと家がぽつんぽつんとしてて、田んぼや畑が多くて、うちの実家の付近みたいやなぁと思いながら眺めてたら、こんな立て札を発見しました!! 



 「エッチマンに気をつけて!」

 「エッチマンが出るぞ!」


 ?????????エッチマン????????


 え〜っと、つまりこれはですね、通学路とか、人気の無い道とかに、「夜道は痴漢に注意して!」とかって言う立て札があるでしょ? それなんですよ。痴漢とか、変質者のことみたいです。
 しかし、エッチマンって、、、この某県の田舎町の何箇所かに、この「エッチマン注意」の立て札が田んぼの隣の道端にすっくと立てられておりました。


 痴漢と変質者はいらんけど、この「エッチマン」って、どこの誰かが考えたか知らんネーミングは気にいりましたね! 特撮で、「エロ戦士エッチマン」なんて、どないでしょう? 胸に「H」のマークが入ってて、武器は「エッチマンバイブ」とか、得意技は「必殺潮吹きエッチマンフィンガー」とか、、、ほんで清純派ヒロインは、悪の手先に捕まりそうになるところを何度も助けられてエッチマンに惹かれてるんやけど、「私はエッチな人は嫌いよ!」と、素直になれないのですよ。


 あと、エッチマンの正体を探る為にお色気でエッチマンに近づくナイスバディの女探偵とか、エッチマンのピンチの時に現れてさりげなく危機を救ってくれて、「礼はいらないぜ! エッチマン!」と去っていくクールでニヒルな謎の男とか、ヒロインの婚約者でヒロインがエッチマンに惹かれていることを感づいていて、「エッチマン! 君は確かに正義の味方かも知れないが、エッチだ!」とエッチマンを非難する青年弁護士とか。


 悪の首領の役も勿論必要です。「エッチマン、、今日こそお前のチ○ポを使い物にならなくしてやる、、ひっひっひっ、、」って。あ、悪の首領は女でもいいですね。とびきりナイスバディで半乳出してる衣装着て、本当はエッチマンのことを愛してるんですよ! 
 「エッチマン、、、いつかお前のチ○ポを、私のマ○コの前にひれ伏せさせてやる、、」って。一日中エッチマンのことを考えてオナニーしてるんですよ! 部下にエッチマンを苦しめさせて、それを見ながら、「エッチマン、、お前の苦悩する顔が、私を刺激するんだよ、、もっと苦しめっ! エッチマン! ああっ! イクっ!」って、オナニーするんですよ!


 最終回は、悪の女首領の影で彼女を操る人間の存在をエッチマンは知るんです。なんと、その人間の正体は、エッチマンの死んだと思ってた父親だったんです! そして、エッチマンは父親と戦うんですが、エッチマンの危機に悪の女首領が身を挺してエッチマンを助けるんです。傷つき息が絶え絶えになる女首領は、エッチマンに、「実はあなたのことを愛していたの、、、毎日あなたをオカズにオナニーしていたの、、、」と告白します。
 そして、エッチマンは父親を倒し、女首領を助けます。病院で目覚める女首領にエッチマンは「本当は僕が愛しているのは、君だということに気付いたよ。」と告白して、チ○ポを突っ込むのです。そうして病室でセックスするエッチマンと女首領。敵味方じゃなくなった二人の間には、必殺ワザも武器も要りません、、、ただ、お互いの身体だけで快楽を貪るセックスです。

 病室の扉の前には、清純派のヒロインが二人の喘ぎ声を聞きながら、立ちすくんでいます。そのヒロインの肩を優しく抱き、「エッチマン、君は、エッチだけど大した男だぜ。」と病室のドアを背に呟くヒロインの婚約者の青年弁護士。(勿論この後、この二人もセックスします。で、この清純派のヒロインが、このセックスで目覚めちゃって淫乱になっちゃうんです)


 ええ話やぁ! 泣けるっ! あと、エッチマンを5人にして「エッチマンファイブ」にするのも可。エッチマンレッドや、エッチマンピンクや、エッチマンブルーとかって。


 ・・・・すいません、仕事中に立て札見つけただけで、そんな妄想をしておりました・・・・・下品でホンマすいません・・・・




 あと、通勤電車の中で、あるメーカーの傘の広告が出てたんです。普通の傘なんですが、持ち手のところに穴が開いてるデザインなんです。ほんで広告にはでかい文字でこう書いてありました。


「似たような色姿の傘たちは誰のものともわからず忘れさられています。これは私の大切な傘です。そう思って貰えるように穴を開けました。」


 って。


 ・・・・・・お姉さん赤面っ!! ・・・・・・・


 大切な傘だと思って貰えるように「穴」を開けたって、、、「穴」を開けたって、、、、

 通勤電車に乗ってるOLがね、タイトスカートの下はノーパンなんですよ! ス、ストッキングの股間部分だけ穴が開いてるんですよ! そして、恋人(恋人や無くても好きな男)の前で、股を開いて、、、、


「あなたに大切だと思って貰えるように、穴を開けました、、、」


 って、頬を赤らめながら、、恥ずかしそうにマ○コを見せるんです! これって、抜けませんかっ!! 


 ・・・・ってな事を、電車の吊り広告を見ながら考えてしまいました。えへへ。


 そうやって毎日マジメに仕事をしているわたくしなのですが、外部ブログ「アダルトビデオ調教日記」の方には、昔mixiで書いたものを直してたまにUPしたりしているのです。でも、わずか1年ばかし昔書いた物を読んでると、当時と考え方とか状況が大なり小なり変化しているので、直しにくい場合もございますの。


 1年前の今頃は、田舎を出る一ヶ月前で、なんだかいろいろ必死だったの。怨念レベルのエネルギーが迸ってたんやけど、ただ、なんか必死すぎて、「一人で生きていかねば!」とか「一人で頑張らねば!」って、気負い過ぎてるなぁ、って。多分ね、当時はそんなつもりは無かったんだけど、必死で強がっていたんやと思う。「自分がしでかした罪の罰として、一人で一生生きていこう」とか書いてるし。自分で言うのもなんですが、この人ちょっと痛々しいなぁと思いました。いや、ホンマに痛いねん、この人。


 もうちょっと、ふにゃふにゃして生きてもいいんじゃないか、と。当時の炎のようなエネルギーは今の私には再び必要なモノかなと思うんですが、今の自分が一年前の自分に声をかけるならば、「もうちょっと肩の力抜いて、周りを信じて、ふにゃふにゃしたらどないや」って。

 自分を信じるもの大事ですが、周りを信じるのも大事ですなぁ。当たり前か。

 
 そう思ったのはですね、この日記にも今まで何度か登場している永い付き合いの友人(私達の付き合いは10年どころじゃない、20年だって訂正されたけど)が、私の書いたものを読んで、「我に返ってくれたんだね、、、」と、泣いたらしい。
 おとっつあん! 苦労をかけたねぇ! (泣)

 

 いやいや、彼女はおそらく私のことを一番知ってくれている人なんですが、だからこそ自分の過去の事を書いたモノを見せるのは怖かった。その時の私の苦しみとかをアホさを一番側で見てた人やからねぇ。当時、ものすごく私が痛々しくて彼女自身も苦しかったらしい。おとっつあん、、、ごめんね、、、心配かけて、、、(泣)


 性的な事とか結構書いてるから、彼女がそれを読んだら、当時の辛さを思い出して苦しくなるんやないかなぁ、、、って言うか、私は彼女が離れていくのが心配やったの。だって元々の知人で、私があんまり(性的なこととか)あからさまに書くから、耐えられなくて読めなくなった人もいるし。


 しかし彼女は、「読むのは怖いけど、もう20年の付き合いなんだし、本質は変わらないから、私が離れていくとかそんな心配はしなくていい。私は変わらない。」って言ってくれてねぇ、、、奥さん、、、こっ恥ずかしいですが、私は、、「愛されてる」って、感じましたの。うふん。いやん。ばかん。(←照れてます)


 そんなこんなで、もっとふにゃらふにゃらと柔軟に、人の愛を受け入れてもいいんやないかと思いました。
 信じるということは、そういうふうに受け入れることなんやないかと思う。


 ふにゃらふにゃらと、お豆腐みたいに柔らかく。お豆腐は崩れても美味しさはかわんないから大丈夫。

 ふにゃふにゃと生きてる方が、楽しく健康でいられると思うんですよ。愛情という餌を美味しく頂いて、自分の力として、食あたり起こさないように。

 
 このところ、体調が悪いわけではないですが、なんか気が滞ってて、つまりは「心が便秘」(うんこの祟り)状態なので、すっきりする為に、愛情という餌を食べてふにゃふにゃほげほげしたいなぁと思う7月。