花の色は うつりにけりな いたづらに
今日は、早起きして、長岡天満宮http://www.nagaokatenmangu.or.jp/(京都府長岡京市)のキリシマツツジを見に行ってきました。一昨日の夜に仕事終えてから行ったのですが、あんまりにも見事なので、やっぱり明るい時にもう一度見たいと思いまして、再度訪れたのですが、これはホンマに見ごたえありました。鳥居からの錦の参道は、一見の価値ありです。あと2、3日ぐらいは、まだ見ごろだと思うので、お近くの方どんぞ。
一昨日の夜行きました時には、阪急長岡天神駅の近くの喫茶店に入りましてん。「純喫茶○○○○」って看板出てて、以前から目をつけてたんですが、中々その駅で降りる機会も無かったので、初めて行きましてん。何故目をつけてたかというと、なんだか昔ながらの「喫茶店」ってたたずまいに惹かれたのです。なんたって、「純喫茶」だから。「カフェ」では無くって、「喫茶店」。中に入ると、店員さんが、「制服」じゃなくって、普段着でエプロンで、店の片隅で賄い食べてて、アイスコーヒーを誰かがオーダーすると、「レイコー一つ!」って厨房に伝えて、やたらと漫画の本がたくさん置いてあってってな感じ。
私はオムライスを食べましたの。おおっ!予想通りの「喫茶店の味」! 喫茶店の味って、ありません? 焼きソバでも、ヤキメシでも、ハンバーグでも、カレーでも、スパゲティでも(パスタじゃなくって、スパゲティなんですよね)専門店では味わえない、「喫茶店の味」。ベタな味なんやけど、なんや舌が喜ぶ、子供の頃の「ごちそう」の味。たまに、欲しくなります。
しかし、花は、見ごろに見ておかないと、次いつ見られるかわかんないしねぇ。と、いうわけで、早起きしたお姉さんでした。(なんでお姉さんモードになってるかというと、今晩Nちゃんとデートするからです)
デートといえば、朝に長岡天神行った後で、すげぇカマっぽい人にナンパされましてん。「んんねぇぇん、デートしないぃぃ?」みたいな感じで、、、久々のナンパがこれかよ(って、あんまりまともな人に声かけられたことないけど)しかも、朝の8時です。いきなり、デートしない? ってのも珍しいなぁ。暇なら好奇心でついたいったかもしれなけど、お仕事があるので、立ち去りました。
あと、週刊文春のG.W特大号に、壇ふみとか、津本陽の「戦国武将誰がモテたか」って見出しの対談が載ってます。でも読んでみたら、別に「モテ」がテーマじゃなかったけど、でも、こういう歴史上の人物の「どうでもええ話」は、好きです。対談の次のページには、武将達の女の趣味についても、ちょっと触れられてます。
歴史上の「どうでもええ話」「下半身話」が、私は大好きで、歴史上で何をしたかってことより、興味があります。で、そういう「どうでもええ話」「下半身話」の中にこそ、性格が見えて、その性格からその人が見えてくるっちゅうかね。誰かが、「運命は性格によって作られる」とか言うてはったな。米長名人やったっけ。間違ってたらごめん。
以前、ワシも、戦国武将AV対談やってまんねん。http://d.hatena.ne.jp/hankinren/20061120#p1信玄が家臣にラブレター送ったって話とか、家康は未亡人好きとかの話も文春に出てますワ。
興味深いのが、平安時代から鎌倉時代って、政権が貴族から武士に移ってまんねんけど(変な関西弁もうやめます)、武士に移って、政権が天皇から離れますんよ。それまでも天皇の外戚である藤原氏や、同じく外戚の平清盛(平氏も武士なんだけどね)が実質的な権力を握ってはいたんですが、源頼朝が政権をとったら、そういう天皇家と繋がりを持つという政権手段を捨てて、また地理的にも距離を置いて独自の政権を作ったわけで、ここで日本の歴史が大きく変化してるんですが、その転換期の源平合戦、源氏と平家を比較して興味深いのが、「女」なんですね。平家の女達と源氏の女達は、正反対なんです。詳しくは、また時間がある時に書きますが、要するに、「源氏の武将マゾ説」というのがあるんです。あるんですって、私が言ってるだけです。
そうやって、「マゾ」が政権を握ることによって、政治の体制が大きく変化したというのは、そのマゾ性と何か関連があるんじゃないかしら、、、、
いや、日本の歴史はね、マゾが動かしたんだよ。多分。マゾの男が。幕末もそんな傾向がなきにしもあらず。
そんなことを考える晴れた日の午後。