2008-12-18から1日間の記事一覧

 夢の残骸 ― 「火車」 宮部みゆき ―

悪い夢を見た。最悪な夢を。 宮部みゆきの「火車」をようやく読んだ。「火車」とは、火が燃えている車。生前に悪事をした亡者を運ぶ車のこと。 上司から貰った数十冊の本の中で、この本は最も手を出すのに躊躇った本だった。怖かったからだ。平気で読める自…