愛のコリーダ


 サド男とマゾ女が心の中に同居しているわたくしは、レイプ物のAVなども多いに好きです。(こんなこといちいち言うのもバカらしいけど、実際に知らんヤツにされるのは嫌にきまってるやろ。犯罪やっちゅうに)わたくしは女になって男を好きになったり、男になって女を好きになったりします。だけど男でいても女でいてもサドとマゾは混在していて、マゾと言われたこともありーの、サドといわれたこともありーの。どっちもそれぞれ結構過剰。


 ただ、レイプ物を見ている時に一つ不安になることがあります。それは無理やり犯された女にフェラチオをさせる時です。女のカラダだけではなく、心に暴力をふるって酷い行為をしているわけなんですが、勿論AVの中でレイプされている女が簡単に感じてしまったり、ましてやニコニコしていたら興醒めでございますので、思い切り嫌がって抵抗して欲しいのですが、ふと不安になることは、無理やり犯されている女が男のチ○ポを食いちぎってしまわないのかということです。


 憎い相手に意思を剥奪されて暴力を振るわれているわけで、その男の大事な性器を口に無理やり入れられたら・・・怒りと憎しみのあまり、女は男のチ○ポを思い切り噛むことってありえるように思えるのです。それが唯一の抵抗であり反撃であるから。

 嫌いな男にレイプされた経験はないのですが、セックスというのは愛の行為であったり憎しみをぶつける行為であったり様々な形がございますの。

 フェラチオ初心者の頃は、よく「歯を立てるな」と言われませんでしたか? フェラチオはアホな雑誌のマニュアルよりも実践で覚えるものです。つまりは、あれだ、好きな人を気持ちよくしたいという女の出来る能動行為がフェラチオなわけですよ。

 フェラチオの極意というのは、相手を喜ばすことなのでございます(口調が村西とおるになってきた)

 だからレイプモノのフェラチオ見ると不安に襲われます。あるわけないんやけど、憎しみのこもった目で男を見つめて口の中に無理やりチ○ポをぶちこまれる「被害者」の女が、怒りの余りそれに噛み付いて食いちぎってしまわないか、と。

 しかし実際のレイプ犯は、無理やり屈強な複数の男にローションとかつけずにケツの穴にデカイ棒とか突っ込んでやるとかしたらええと思う。そうしないと被害者の痛みがわかんねーから。
 
 
 そういえば、むかーし。
 阿部定の気持ちがわかると言ったら、目の前にいる男にエライ怖がられました。
 ちょんぎりはしないし、首を絞めもしないけど、好きな男の性器が愛おしくてたまらないのは、フツーのことやと思うんよ。阿部定は「男を妻の元に返したくない」って切迫感からボーダーラインを超えちゃったけど、「好きな男の性器がかわいくて側においておきたい」ってのは、変態やないと思うんやけど。
 ちょろちょろなでなでかわいいかわいいね、って。小さくても大きくてもかわいいかわいい、かわいいから食べちゃいたい。