すべては「縁」から始まって

 以前、書評のようなものを書いたはいいものを、すぐに出版社が倒産してしまってありゃりゃりゃりゃりゃというハメになりました、AV女優・森下くるみさん「すべては裸になる』から始まって」という本が、文庫で発売されやっと入手できるようになったみたいです→http://www.7andy.jp/books/detail?accd=32037410


 わたくしの「書評のようなもの」は、こちら→http://d.hatena.ne.jp/hankinren/20070415#p1

 
 今、日付見たら、2007年4月15日、ちょうど1年前に書いてるんですね。きゃあ、まさかジャスト一年後に文庫化されるとは思いもよらなかったけど。そういえば、これ書いた数ヵ月後に某所で森下くるみさん御本人にもお会いしてちょこっと御挨拶をする機会にも恵まれまして、AV調教中の純情少女Nちゃん(実は森下さんと同い年)にエラい羨ましがられました。


 で、この自分が書いた「書評のようなもの」を今読み返しましたが、基本的に考えは変わってねーや。「セックス」、「アダルトビデオ」、そして「AV女優」という職業に対しての距離感とか、葛藤とか、その他いろんなもろもろのこと。もしも機会がございましたが、森下さんの御本手にとってくださいませ。

 私の書いてるのって「書評」じゃないのねん。あくまで「書評のようなもの」自分の中にある「AV女優との距離感」とか想いしか書いてない、客観性の無い文章やから。でも、もしもあなたが何か想うことがあるなら、この機会に私の「書評のようなもの」も再読してくだされば幸いです。



 そんな中で、私もこっそり先日誕生日がまいりまして37歳になりました。人間って成長しないもんなんだなぁとしみじみ思いますが、成長なんかしなくても、元気で幸せに生きてりゃそれでええねんと思う。
 このところ波はあれど妙に仕事が忙しく、誕生日付近はお仕事三昧でした。遅咲きの桜を満喫しながらお仕事。でも幸せな誕生日やったよ。歳はとったけれども、去年より、一昨年より、私は幸せなんで、歳をとって良かった。
 

 バスガイド仕事の最後の挨拶で、「袖摺り合わすも他生の縁」という言葉をよく使うのです。特に誕生日の日は、初めて観る遅咲きの桜を堪能することができて、それもお客さんとの、その仕事との縁が無ければ観ることができなかった桜なので、それもこれもその時ご一緒させていただいたお客様との「縁」のおかげだったりします。

 人生というものは「縁」で出来てるのよと思う今日この頃。人によって生かされております、まだまだ生きていきます。